おはようございます。
Twitterで発売を知り、買うと決めていた本を早速読みました。
いや、絵が描けるってやっぱり、すごいな~と。
文章だけだとやっぱり伝わらない部分てあるな~、
というのが最初の感想。
いやね、本の感想はたくさんあるんですが、
まず、『男社会』を不思議に思い、
壁にぶち当たり怒り悲しみ、
歴史やからくりを知り驚き、
そしてまた不可解に思う、
その女性(田房さん)の表情が、
まさに自分の心の中の表情と合致して、
熱いものが来ます。
ぜひ本を読んで欲しいので全部は書きませんが、
私の日々の生活に直結する『目からウロコ』案件をひとつ。
こんな夫婦の会話、ありません?
「ない」とおっしゃるなら、それは羨ましいです。ホントに。
私「コロナってさ、とにかくまずは、
私たちの親たちが心配だよね~…
子供や私たちはとりあえず家に籠ってれば・・・」
夫「親はまーそうだけど、俺たちだって相当だぜ?
海外でだって30代40代ガンガン亡くなってるよ?」
私「でも持病とかないし…」
夫「持病なくたって亡くなってるよ?」
私「いや、別に注意しないなんて言ってないけど、
ただ比較的親のほうが心配だね、って言っただけで…」
・・・また別の時。
私「こんなこんなデータ、ネットで見たよ。
まだまだわからないことはあるけど、わかることもあるんだね。」
夫「そんなのだけで安心するなんて違うだろ。
なんのデータ?誰が言ってたの?
専門家ってどんな専門家?」
私「え?えーっと…ちゃんと見てないけど、
厚労省が作った『専門家チーム』ってやつの教授だったと思うけど…」
夫「なんだ!厚労省のちゃんとしたとこの人じゃん。
それを最初に言ってくれないと、さっぱりわかんないよ!
それを最初に言わないでそんなこと急に言われてもさ!
それじゃダメだよ~」
うーん・・・
言いたいこと、わかります?
私も夫も、専門家要素は1ミリもないので、
ただただ、
「怖いね」
「そうだね、怖いね。」
「こんなこと書いてあった。」
「あ、そーなんだ。書いてあったんだ。そかそか。」
そんな一般人の会話をしたいだけなんです。
なのに夫という生き物は、
必ずと言っていいほどに『議論に勝とうと』するなと、
思っていたんです。
(そもそも『議論』ですらないのに)
だからもう、私はコロナのことや社会情勢のこと、
極力自分からは話を振らないことにしています。
夫から話を振られたときには、
基本的には「うんうん」と聞くだけにして、
自分の考えや自分が得た情報などは、
思っていても言いません。
だって、嫌な思いするだけだから。夫を嫌いになるだけだから。
しかしその『流れ』と『からくり』が、↑の本に書いてあって、
なるほどなと。
田房さん夫婦でも同じような会話の流れになることがあり、
旦那さんにその理由を聞いたところ、
こう説明してくれたそうです。
『怖がってたら安心させる。
安心したら今度は怖がらせてまた安心させる。
そうすることで俺は家庭内の自分の権力を誇示しているんだ。
「頼れる、ついていきたい」と
思われるように仕向けてるんだ!』
田房さんも書いておられますが、
そんなことされるほうがよほど、
ついていきたくないですよね。
『一緒にいるのしんど・・・』
って思うだけです。
権力とか、
頼れる男とか、
司令塔とか、
ついていくとか、
勝つとか、
優位とか、
上下関係とか、
舐められるとか、
バカにされるとか、
ホント、心の底から、
どうでもいいです。
愛し愛されて、必要とされて、
一緒に居たいと思ってもらうことのほうが、
よほど大事です。
もちろん、『優位に立つこと』に無頓着な男性もいます。
でも、私が付き合った男性たちはみんな、
こういう要素がどこかに絡まっている人たちでした。
女性といるとラクだと感じるのは、
多分そこだったんだろうなと。
女性でも合う、合わないはありますが、
少なくとも『優位に立とう』とする人は少ないです。
『マウントを取る』とか言いますが、
私はあまり出会ったことがないです。
『普通』でいいのになって、いつも思います。
人間関係に上も下もないし、
何かのニュースや知識を知らなかったからって、
誰もバカにしたり舐めたりしません。
私だって知らないことたくさんありますし。
『男性は共感力が弱い』なんて言いますが、
もしかしたらこの意識のせいかも、と思います。
そうなると気になるのは息子たちのこと。
いまの若者はそういう意識薄くなっているのかもしれませんが、
息子たちにも『普通に』好きな人との時間をリラックスして
楽しんで欲しいな~・・・
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。