『話す』しかすることがない時間。

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

8歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

長男、相変わらず自治体の緩いスイミングに通っています。

全8回。

1回のクラスが40分くらい。

安いし、長男も楽しそうなのでリピートしています。

 

週1回、いつもより早く学童から帰ってきて、

ふたりで歩いていきます。

 

移動で困っていると書いたのですが、

この『効率の悪い移動』にも良い面がある、という話。

 

 

歩いて20分ほどの距離。

自転車なら7,8分。

ちょうどいいバスもなく、自転車の二人乗りはもうできないし、

子供に自分で自転車を乗らせるにはちょっと帰りが暗い。

というかそもそも自転車を置くスペースがないので買っていない。

あり得る交通手段は徒歩、またはタクシー。

 

結局、雨の日以外は歩いています。

 

ふたりで手をつないで。

『話す』以外、他にすることがないので話しています。

 

主に小学生っぽい話ばかりです。

 

「奇数ってなに?」

 

「おお・・・2で割れない数字のことだね。

3とか5とか。」

 

「・・・7?」

 

「そうそう。」

 

「11!13!」

 

「そうだね。」

 

「え、じゃあじゅうまんひゃくごじゅうごは?」

 

こういう会話の展開が、

ものすごくこの年代っぽくないですか?

わかります?

なんていうかこの・・・

『じゃあ○○は?』

というの、小学生好きですよね。

 

次男もこのフェーズに入り始めました。

 

 

話それましたが、

この『話すしかすることがない時間』というのが、

よく言われますが意外に悪くなかったり。

少し前にはこんな会話に。

 

「マイクラ、ってゲームがあるんだって。

ほしいな。」

 

「ゲームかあ・・・ゲームね~・・・

いずれにしてもママはゲームは買わないので

買うならパパに言って欲しいんだけど、

じゃあ、ゲームする時間があるかどうか、考えてみよう。」

 

「時間?」

 

「そお。1日は何時間か知ってる?」

 

「にじゅう・・・よん?」

 

「正解。1日は24時間です。

じゃあ長男クンは、24時間のうち10時間は寝てるから、

残り14時間ね。」

 

「そっか。」

 

「14時間のうち、学校と学童で9時間くらいだね。

残り5時間。

もう5時間しかないね。」

 

「すくなっ!」

 

「その5時間のうち、そうだな~

ご飯食べたりお風呂入ったりで、1時間は使うよね。」

 

「1時間で足りるかな!?」

 

「じゃあ残り4時間だとして、

テレビも見たいね。そうすると残り3時間。

本も読みたいし、

工作する時間は?」

 

「工作!工作する時間ないのはダメ!」

 

「そうなのよね。

長男クンはすでに、結構忙しいのよ。

そんでしかも、何もしないでボーッとする時間だって欲しいでしょ?

それでゲームをするとなると、

いま何かに使っている時間をゲームにあげないといけない。

ママは、いましかできないことに時間を使って欲しいと思う。

ゲームは大人になってもできるけど、

多分工作は大人になったらやらない。

本だっていま読まないと大人になって読めるようにはならない。」

 

「長男クンはゲームはいらないや。」

 

 

長男はもともと比較的言葉によるコミュニケーションが刺さりやすいのですが、

とはいってもやはりまだ小さいので、

家で話していたりすると他に気が散ります。

 

薄暗い道を歩きながら、

話す以外にすることがない時間だからこそ

私の話に集中してくれるというもの。

 

 

とはいえ徒歩20分はなかなかに長いのです。

でもいまのところこの緩いスイミングがちょうどいいので、

また次回も申し込んでみようかな。

でも次回は次男も一緒に行くと言っているので、

そうなるともう諦めてタクシーか・・・

 

子育て世帯にタクシー券配布とか、ダメ?

 

 

 

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