
おはようございます。みゆきです。
11歳と9歳の息子ふたりを育てています。
世界が狭く、自分の可能性にも気づいていない子供は、
大人が世界を広げてあげる必要がある。
どこで聞いたのかも忘れてしまったけど、
なんとなく身につまされる話。
だからこそ親たちは、習い事を探し、
ワークショップに申し込み、
旅行に連れ出す。
私ももちろん、そんな親のひとり。
子供の可能性を考えると、
いまいる場所だけで『十分』だとはとても思えない。
私が見た世界だって、
いま子供が見ている世界よりずっと広くて、
私が見ていない世界だってまだまだまだまだあるわけで、
なんだか無性に焦る。
そう、だって、キリがない。
世界の広さ、そして深さにはキリがなくて、
だからこそ無性に焦る。
いますぐ始めないと、
いますぐ始めたって間に合わないのに。
そう思って焦る。
焦っている横で子供たちは、
ゴロゴロとアニメを見ている。
ゲームをしている。
ああ、焦る。
こんなことしてる場合じゃないんじゃないか。
いやでもさ、私が焦っても何の役にも立たない。
ということで夫の案。
放っておいたら子供たちは、
アニメばかり見て、
ゲームばかり。
週末の夜は、大人が選ぶ、
子供も楽しめる映画を見よう。
手軽な、家でできる、
世界を広げるための、取り組み。
大人たちだって、延々とアニメを見たくないし、
かと言って子供たちはニュースでは退屈してうるさくなる。
多少古くても、今の子供たちが見て楽しい映画も
たくさんある。
4人でワーワー言いながら、
一緒に映画を見て、
あーでもないこーでもないと話す。
細かい描写がわからない9歳に説明する。
Men in Blackは『1』からひと通り。
やっぱりウィル・スミスはカッコイイ。
宇宙は広くて、
人類はまだその端っこさえ見つけられていなくて、
そもそも端っこがあるかどうかさえわからなくて、
地球がそんな場所にあるということ。
よくわからないけど、
『よくわからない』を理解する。
途中まで、どういう映画なのかよくわからず、
最後の最後でみんなで、
「そういうことかー!!!」
と一緒に叫んだ。
馬なんて、子供たちは実物見たことあったかな。
私だって、一度二度見たかな?程度。
頭のいい動物であること、
アメリカという国ができた経緯など、
映画ひとつ見るだけで
断片的であっても学ぶこと、話すことはたくさん。
このトゥルーマンの状況は、
9歳には少し難しい設定だったようで、
なかなか理解ができなかった。
でも11歳は『なるほど!』と膝を打ち、
『かわいそう!』と。
ということで最近、家族で映画をたくさん見ている。
思い返すと、
私の父は映画はほとんど見ない人で、
母の趣味は『火サス』とグロイ系。
火サスは一緒に見ていたけど、
グロイ系はどうしても一緒に見れなくて、
急いで自室に行った記憶。
エイリアンとか、そういうの。
「偽物だって思ってみれば怖くないし、
おもしろいのよ~。」
温厚な母がこういう映画を好むのかと、
なんだか不思議な気持ちになった記憶。
世界の広さに際限がないのと同じで、
映画にも際限がない。
子供の世界は多分、
できる範囲で広げてあげて、
あとは彼ら自身で、
彼らの心が趣く方向に広げればいいのではないか。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?