おはようございます。みゆきです。
7歳と5歳の息子ふたりを育てています。
キャンプへ行った時の話。
焚火をしたり炭をおこしたりしている間、
子供たちは子供だけで遊んでいます。
お腹が空くと寄ってきます。
「これ食べてな。」
余ったおにぎりなどを渡しておいたりしていたら、
夫に言われました。
「ママやりすぎだと思うよ。
もう肉焼かせたりしないと。」
え・・・危なくない?
「小2だよ?できるよ。
いつも見てて思ったけど、
やってあげすぎな時、あると思うよ。」
そ・・・そお?
いつもいつもなんですが、
やはりいちばん近くで新生児の頃からお世話をしていると、
『できないからやってあげる』
↓
『自分でできる』
のその境目がなかなかわかりにくいです。
何も考えずに過ごしているとつい、
やりすぎてしまうときがあると感じます。
そんな時、誰か別の大人が自分と同じくらい子供のお世話をしていると、
その『境目』を教えてくれたりするんじゃないかと、
思うんです。
赤く燃えている炭からどれくらいの距離に近づくと熱いのか、
熱いってどういうことなのか、
トングで肉をつまむ感触。
どれも経験して覚えること。
教科書で覚えることではありません。
案の定「あち!」となりベソをかいたりもしましたが、
すぐに水で冷やせば大丈夫だということもそこで知りました。
「よっ!肉名人!」
得意気に肉を焼き、自分で焼いた肉を食べ、
誰かのために肉を焼いてあげる経験を積み重ねている長男。
「それくらいもうできるよ。」
私が夫に言うこともあります。
失敗されたときの後片付けが嫌な夫が、
次男が水筒のお茶をコップに移すのを手伝おうとするとき。
「こぼしたらママが一緒に片づけるから。」
まだ子供なので失敗をします。
でも大事なのは、失敗自体ではなく、
失敗の後の『ストーリー』だとどこかで読みました。
失敗自体はもう、生きている限り大小の失敗を必ずするものです。
しかし、取り返しのつく失敗とそうでないものの区別や、
取り返せる失敗を取り返すときの姿勢や手順を、
小さな時に一緒にやってみせることは、
結構大事なのかな。
肉名人が網の隙間から炭の上に肉を落とした時、
本人はがっかりしていましたが、
「トングで拾って水で洗って、
また焙ってくれたらママ食べるよ。」
と声を掛けました。
ひとつずつの手順に時間がかかり、
地面の上にも肉を落とし、
私の皿に届いたころには硬くなっていましたが、
ちゃんといただきました。
そして我が家にはこれがあるので、
BBQ台のすぐ近くに水があります。
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そうそうこのウォータージャグ。
子供は一度目にするといじらずにはいられません。
でもどの子も、ひとしきりいじれば気が済んで普通に使えるようになります。
最初は水浸しになりますが、
「壊さないでね。あと、口をつけないでね。」
とだけ言って、好きなだけいじらせるのが多分正解です。
うちの子たちは初回でいじり倒して慣れ、
お友達の子供も、これだけはいじらずにはいられず、
とにかく好きなだけいじらせました。
なんだろう。子供心をくすぐるようです。
4月~11月はキャンプに行き倒したいのですが、
真夏はどう楽しむか。
肉名人がいればゆっくり座れます。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。