おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
小さいころ、多分3歳ころ、
家の居間でひとり、この絵本を声に出して読んでいた記憶があります。
居間の本棚には絵本全集がありました。
小学校に入って、図書室通いを続け、図書室にある本全部を読むことを目標にしていました。
その目標は叶わず、
中学校はあまり読まず、
高校へ行って、当時大学生だった姉に勧められてまた、本を読み始めました。
大学時代はアメリカにいましたが、
日本人の友人に借りて少し読んでいました。
帰国して、働き始めた当初は、持っていた本を繰り返し読んでいました。
中野で独り暮らしを始めた15年ほど前からは、
毎週の図書館通いが続いています。
本はいつも、私の毎日の中にあり続けました。
子供が生まれ、
本が子供にとって悪いわけがないと思い、
本を読む習慣をつけたいと思っています。
姉も私も、学力は比較的高めでした。
ふたりとも学区内でいちばん上の同じ公立高校へ進学しました。
姉はいわゆる6大学と呼ばれる私立大学のひとつに推薦入学しました。
この結果が、遺伝なのか、読書習慣のお陰なのか、それはわかりませんが、
読書はとにかく、子供の学力を上げるんですよ、
という本を読みました。
著者の方は、子供の教育に長年取り組んでこられたプロの方。
そんな方が、肌感として持ってきた、『読書する子は学力も伸びる』という理論について
書いている本です。
学力がすべてではないとはいえ、
本来楽しい勉強も、できないと楽しくないわけで、
息子たちにも勉強を楽しいと思ってくれたらいいな、と私は願っています。
著者の方曰く、
とにかく『読み聞かせ』をできる限りしてあげなさい、と。
読み聞かせは時間がある限りしていましたが、
でも私の認識が間違っていたことがいくつかありました。
①文字が読めることと、物語が読めることは、別問題。
長男はもうすぐ6歳。
文字はカタカナも含めて読めます。
だから、「自分で読んでみたら?」とよく言っていました。
たどたどしいながら、読めます。
それでもまだ、「読んで」と言うのです。
しかし著者の方曰く、
「あ」「い」「う」が文字として読めることと、
『うんとこしょ
どっこいしょ
まだまだぬけない』
を文章として読み、理解することは別問題であると。
なるほど、確かに。
②表現豊かに読むよりも、一文字ずつはっきり読む。
6年も絵本を読んでいると、読み聞かせにも慣れてしまい、
つい抑揚をつけて、表現豊かに読もうとしてしまいます。
大きな声で読んだり、ささやき声で読んだり。
わざと速く読んだり。遅く読んだり。
しかし著者の方は、棒読みでも、まずは、一文字ずつはっきり発音してあげることのほうが大事であると書いています。
例えば、
『おばあさんはかわへせんたくにいきました。』
と読む場合、
大人が普通に読むと、末尾の『した』ははっきり発音されません。
大人にとってはその発音が自然でも、
日本語を覚えている最中の彼らにとっては、
それではわかりにくい、かつ、
聞こえない!
特に男児は、女児に比べて聴力が弱いことは、別の本で読んだことがあります。
試しにやってみました。
『そ・ら・ま・め・く・ん・の・た・か・ら・も・の・は・こ・の・ベ・ッ・ド』
いままで途中で飽きたり、
次のページをめくろうとしていた次男(3)が、
以前より食いついて聞いています。
笑いながら、集中して最後まで聞いていました。
何度も何度も読んだ本なのに。
③入試問題も読書経験を問う問題が多くなってきた。
『あいつは、とんだたぬきだな。』
この例文、『たぬき』という動物が、
人をだます物語をある程度読んでいないと、
意味がなかなか理解しにくい言い回しです。
こんな読書経験がないと答えようもない問題が、入試でも出始めているとか。
いやとにかく、
子育てって学べば学ぶほど、知らないことたくさんあるな、と再認識。
著者の方がお勧めする絵本をいくつか載せておきます。
もちろん、子供が好きな本を読むことも、良いことしかないので、
とにかくたくさん、たくさん読んであげてください、ということでした。
喉カラッカラにして、今日も読みます。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。