ガッツおじさんて、知ってます?
総武線の浅草橋駅を出たところで、毎週水曜日の朝、
ハッピを着たおじさんが、
「ガッツ。ガッツですよ!」
と、うるさくない声で、
駅を降りて会社へ向かうサラリーマンたちへ向けてこぶしを差し出します。
毎週やってるので、浅草橋に通勤している人にとっては、日常です。
なので通り過ぎるサラリーマンの男性女性、そのおじさんとこぶしを軽く合わせて行く人がたくさんいます。
私は距離も時間も合わないので、実物をお目にかかったことはありません。
夫が教えてくれて動画を見ました。
おじさんが何をしたいかと言うと、
自分が居酒屋を経営している場所で働くサラリーマンたちを、応援したいんだそうです。
毎日毎日頑張って働く人たちを少しでも励ましたくて始めたそうです。
そしてもう、20年以上毎週やっているそうです。
毎週毎週「ガッツですよ!」と言われたら、
「うっとおしいな~、暑苦しいな~」
と感じる朝もあるでしょう。
でもたまに、火曜日に仕事でミスをして、水曜日の朝に
「ガッツですよ」と言われたら、
少し、少しだけ元気をもらえることがあるかもしれません。
毎週やる意味は、そこだと思うんです。
毎週やっていれば、たくさんの人それぞれの、『ガッツ』が必要なタイミングに出会える可能性が高くなります。
やはり暑苦しいですが、私がやりたいこともガッツおじさんと同じです。
ブログを毎日毎日チクチク書き続ければ、
読んでくださっている人それぞれの『タイミング』に出会えるかもしれない。
私の記事が、言葉が、少し役に立つ『タイミング』を捕まえることができるかもしれない。
今回だけ、一度だけ、私のワークショップやこのブログ、そのネタバラシをします。
私が書いている内容、話している内容、それらがどこから来たのか、来ているのか。
それはね…
なにもそんなにもったいぶるほど珍しいことじゃないんですが。
ビジネス書です。
しかも、英語から翻訳されたもの。
本屋さんのビジネス書コーナーへはよく行きます。宝が落ちているのがそこだと知ってから。
しかし、私以外、全員、全員ですよ。
全員、男性です。必ず。
私は女性に出くわしたことありません。たまたまでしょうが。
でもいずれにしても少ないはずです。
ビジネス書こそ、ヒントや答えがゴロゴロ落ちている場所です。
『ビジネス書』や『自己啓発本』という名前が悪いのかもしれませんね。
子育てや、処世術、会社の渡り方、お金、夫婦仲、社会の仕組み、
すべてが実際に使える方法として網羅されているのは、ビジネス書です。
しかしね、発行されるビジネス書の数たるや、鬼のような数です。
その中で何を手に取り、どの本に貴重な時間を投入するのか。
それは、著者が外国人のものです。
そして外国人はその場合大抵、アメリカの人です。
なぜアメリカなのか。
それが、GoogleやMicrosoft、FacebookやらApple、イノベーション企業と呼ばれる企業が、
アメリカでばかり生まれる理由です。
アメリカは、いわゆる研究や文化というものにちゃんとお金を使うことができる国です。
そして寄付という習慣も確立しています。
だから、新しい知識や情報も、アメリカで生まれ、研究者たちが本を書く時間とお金があるんです。
日本にはそんなお金と時間がないので、日本で生まれる本はちょっと情報が遅かったり、情報が薄かったりします。
また、英語で出版されて翻訳されるからには、数ある英語の本の中から選抜されているということ。
本の中には、『いまはもう読む必要のない本』というのが一定数存在します。
情報が古く、新しい情報が後から出ているものなどです。
それすらの区別をつけることが難しい中、読む時間も限られているなら、最新の翻訳本です。
しかしね、私はたくさん本が読みたいばかりに、速読の方法すら少し勉強してしまったマニアックなヤツなので、読むのも早いので、人よりたくさん読めます。
だからこそ、本を選ぶコツも覚え、ハズレを引く確率も低いです。
だからこうして、ブログで発信したりお話ししたりして、たくさんの方に読んでいただき、『フムフム…』と思っていただける機会に与ることができます。
とっつきにくく読みにくい『ビジネス本』。
そのエッセンスをできるだけわかりやすくお伝えすることで、『タイミング』が合えば、
少しだけ『なるほど~』と思っていただけたりするかな、と。
たったそれだけのことに、【価値】はあると、思うんですよね。
ガッツおじさん並みに、うっとおしく、暑苦しいでございましょ?
会うと、フツーーーーの人です。
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