長男(6)の勇気と知恵 子供はやっぱり『預かりもの』

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

何かの本で読んで以来、

ずっと覚えているフレーズなんです。

 

変えられるものを変える勇気と、
変えられないものを受け入れる心と、
その違いがわかる知恵をください。

God, give us grace to accept with serenity
the things that cannot be changed,
Courage to change the things
which should be changed,
and the Wisdom to distinguish
the one from the other.

 

いろんな物事の本質を捉えていると、思ったんですよ。

 

長男(6)が、なんだかどんどん大きくなってきました。

いまは分散登校というやつで、

1日ごとに学校&学童、学童だけ、という日々です。

クラスを半分に分けて、

1日ごとに登校させるんですが、

偶然、長男の登校日は知っている子がクラスにいないグループ分けでした。

 

小学校側の配慮で、同じ保育園の子たちが何人か同じクラスにいるんですが、

分散になったらひとりになってしまった長男。

少し不安げでしたが、そこまで気にしていないように見えました。

 

保育園のように先生と話すタイミングはなく、

本人からの話が情報の全てです。

 

うちの場合聞きださないと話さないのですが、

夫が聞き出しました。

 

後ろの席の子とお友達になったんだって。

 

すっごーい。1日目に?

 

「自分から言ったの。

『おともだちになろう?』って。」

 

「うそ!すごいじゃん。びっくり。

おともだち、なんだって?」

 

「いいよーって。

そんで、いっしょにポケモンの話して遊んだの。」

 

「その子のお名前は?」

 

「・・・名前はしらなーい。」

 

次の日には、お名前も聞いてきました。

我が家から学校は、たまたま結構近いのです。

子供の足でも歩いて5分ほど。

しかも登校時間になるともう、

同じ学校の子供たちがゾロゾロと通学路を歩いているので、

その波に合流すれば自動的に学校へ着けます。

 

ひとつだけある大きな横断歩道にも、

人が立ってくれています。

(高齢男性たちなのでおそらくPTAじゃない)

 

朝はもうひとりで学校へ行っています。

あ、これまでは数日間、一応夫が隠れて後をつけて見守っていますが、

特に問題なさそうなので、

来週からは送り出そうかと。

 

登校日ではなく、学童へ朝から行く日。

学校に併設された学童の入り口のインターフォン。

 

ピンポーンと押して、

「はーい」と応答があって、

中から毎回鍵を開けてくれるのですが、

 

特に教えてもいないのにひとりで、

 

「やまだたろう(仮名)です!」

 

と大きな声で名乗って入って行ったようです。(夫談)

 

彼のふり絞った勇気が撥ねつけられる瞬間も、

きっとこれからあるでしょう。

変えられないものを受け入れることも、

最初からは無理でしょう。

 

その違いがわかる知恵なんて、

私だってまだ危うい時があります。

 

でも、本人が持って生まれた『成長』を

サポートさえしてあげれば、

子供はとにかく、その子らしく育って行くんだろうなと、

日々思います。

 

特に小学生になるともう、

どんどん人間らしくなってきて、

ちゃんと教えてもいないことをひとりで勝手にやってくるので、

お母さんはただただびっくりします。

 

母もよく言っていました。

 

「私が産んだはずなんだけど、

なんか私も知らないことを知っていて、

『すごいな~』と思うことをやっちゃって。

おかしいな~。

私が産んだはずなんだけど(笑)」

 

子供はホント、預かりものですね。

私が産んだけど、決して私のものではないし、

彼らがひとり分ずつ与えられた命を全うしようとしているだけで、

親はただただ、サポート役として選ばれただけだなと。

ありがたく、大切に、邪魔しないようにサポートしないとと、

思いました。

 

親(私)がいい加減なので、

もう宿題なんて把握しきれません(汗)

 

 

 

うちの子小学生

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

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