子供の揉め事に介入した件

 

おはようございます。みゆきです。

9歳と7歳の息子ふたりを育てています。

 

長男小4・次男小2

 

毎日飽きずに、喧嘩に勤しんでおります。

兄弟からこそ張り合いたい気持ち。

わかるけどね。

 

 

口喧嘩なら放っておきますが、

手が出始めたら止めざるを得ません。

暴言が過ぎても、介入します。

 

 

誰であれ優しく。

言ってはいけない言葉がある。

『やめて』と言われたらやめる。

 

 

口が酸っぱく、それはそれは酸~・・・っっぱく

酸っぱく酸っぱくなるほど、言い続けています。

 

子供 VS 親

 

の根気勝負だと思っています。

 

 

そして長男、ちょっとお友達と揉め事がありました。

長男曰く、

執拗にからかってくる

ひとつ上の学年のお友達がいると。

 

『やめて』と言ってもやめてくれず、

暴言が返ってくると。

 

そんなことが少し続いていました。

 

 

「そうっと離れるんだよ。

気づかれないように離れる。

合わない人はいるから。

そういう時はとにかく離れる。」

 

 

私にとって最適な方法を教えても、

小4にはやっぱり少し難しかったようです。

 

 

そのうち、

 

『髪型をからかわれるから切りたくない』

『このTシャツはからかわれたからもう着ない』

 

こんなことまで言い始めたので、

そろそろ介入かなと、

私からその子の親御さんに話してみることにしました。

 

今回の場合、たまたま知ってる親御さんだったので

すんなり介入できたのですが。

 

 

とはいえ、いざ『介入』しようと思い、

はたと考えました。

 

 

え?

なんて言うの???

 

 

うちの子が、お宅のお子さんにからかわれているようです?

 

か、かどが・・・立つねぇ・・・

 

その子も親御さんも、

今後も同じ学校でずっと付き合っていかなければいけない人で、

事を大きくするつもりもない。

 

長男の話を聞くだけだと、

もしかしたらその子には別の問題や課題があるのかもしれない。

でもそんなことはよそのお子さんのことで、

差し出がましすぎるし、

多くを語る必要もあるまい。

 

 

うぬぬ・・・

 

と数日考え、

 

『どうも子供同士で揉めているみたいなので、

〇くんの言い分を聞いてもらえないでしょうか?

うちの子が何か気に障ることをしているのかもしれません。』

 

こんな言い方をしてみました。

 

 

ハッ・・・とされた親御さん。

 

「わかりました・・・」

 

と言うなり

うちの長男に少し事情を聞いてくれ、

その日のうちにメールをいただきました。

とてのスムーズに、そしてスマートに、

事を収めてくれました。

 

以来長男がその子にからかわれることもなくなり、

一件落着。

 

その子に何か課題があるとしても

none of my business

です。

 

 

しかししかし、今回の件で思ったのですよ。

 

『どうしようもなかったらママから話すよ?』

 

最初から長男にはそう言っていたものの、

いざ実際に『言う』となると、

それはそれは億劫で、ぎこちなく、居心地の悪い行動でした。

 

できればしたくない。

せずに済ませたいと思いました。

 

『子供はちゃんと私が守る』

 

そう思っているのに、

いざそんな場面になると、

なんというか、

わざわざ波風を立てるような、そんな気持ちになりました。

 

だから正直、実際に言うまで時間が経ってしまった。

 

 

そして思ったんですよね。

 

こうやって、弱い立場の人は

どんどんと弱い立場に追い込まれていくのかな。

 

 

ある側面から見れば

誰しもどこかで社会的弱者になるんですが、

子供は特に、いろんな側面で当然のように弱いわけです。

 

 

私が誰かのことを嫌だと思えば

自分でどうにか対処できますが、

子供は自分ではできない範囲があるわけで、

それこそが彼らが弱い要因なのです。

 

だから、親などの保護者に助けてもらうわけなんですが、

要はちょっと、面倒なんです。

わざわざ事を荒立てずに済むなら、そのままにしておきたいんです。

実際に嫌な思いをしているのは私ではないから。

 

長男が我慢したり、

彼なりになんとか対処してくれるなら、

その方がラクだなと思ってしまったんです。

 

もちろん子供だって、自分で頑張る範囲はあるんでしょうけど、

どうしようもなければ助けるわけで、

でもその助けるか助けないかは、

強者の側に選択の余地があるんです。

 

 

『立場が弱い』とはこういうことであり、

だからこそ弱いのであり、

できる限り彼らの側に立って考えられたらなと

そう思った件でした。

 

いや~、それにしても言いにくかった(汗)

 

 

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