【物語の力】なぜアップデートしないのか

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と4歳の息子ふたり。

次男が4歳になったころから、

一緒に寝る日/寝ない日と交互です。

 

一緒に寝ない日は、

「おやすみー」と寝室に送り出しておしまい。

最初のころこそ寝室からたまに出てきたりしていましたが、

最近はふたりですんなり寝ています。

 

そして一緒に寝る日は、『お話をする日』です。

どこから始まったんだったか忘れてしまいましたが、

長男が「何かお話して。」

と言ったんだったか・・・

 

私が、真っ暗な中、

そして大抵酔っぱらっている中、

もう寝落ちしそうになりながら、

即興でお話をします。

 

もうね、適当。

眠い、このまま寝れそう…

という時に、思いつくままにお話を作ります。

 

私はたいてい、起きると忘れているんですが、

子供たちはちゃんと覚えています。

 

キノコのてんちゃんと、

オオカミのみーちゃんが

一緒にキャンプをして、

みーちゃんの作ってくれたハンバーガーが夢のように美味しくて、

そうしたら夜中にてんちゃんの(きのこの)傘がムクムク大きくなって

みーちゃんが食べてあげて・・・

とか、

 

恐竜のピーちゃんがグレープフルーツを見つけて、

お月様だと思って夜まで大切にとっておこうと思ったのに

パパに半分食べられちゃったけど、

半月の日だったから大丈夫だった、とか、

 

もう今も忘れてしまっているんですが、

我ながらかなりのエピソード数話しました。

 

「おもしろかった!」

 

子供たちはそう言って寝ます。

そして朝起きると、前の晩のお話を再現してみせます。

なんとも細部まで覚えているものです。

 

物語というものは、なぜか私たち人間の脳に記憶として定着しやすく、

(私は覚えていませんが!)

そして物語は、私たちの感情を動かしやすいものです。

子供たちが絵本を読んでもらうのが好きなのは、

やはりそれが物語だからなのだと思います。

 

だからね、私は、ドラえもんやしまじろう、

サザエさんやクレヨンしんちゃん、

名探偵コナン、アンパンマンなど、

どんどんと内容をアップデートするか、

もしくはこれらに代わる国民的アニメを

どうにか作ってくれないかなと、思うんですよね。

 

「ドラえもんの中のしずかちゃんの扱われ方がおかしい。」

 

私がそう言うと、

大体のママ友は

 

「なんで?」

 

と純粋に不思議がります。

 

みんな、私と同じように小さいころからドラえもんを見てきて、

その物語に心を動かされ、

そして、お風呂を覗かれても、スカートをめくられても、

それでものび太さんが好きなしずかちゃんに

疑問を感じないのです。

 

男の子は『そういうもの』であり、

それは『仕方のない』『ありがち』な出来事であることと、

 

痴漢を含めて、ほとんどの女性が性被害に遭ったことのあることとは、

やっぱり地続きなのだと思います。

 

アニメで描かれることと現実との区別がつくなら、

男性→女性への性被害はここまで多くなったんじゃないでしょうか。

 

それで言うと・・・

『おさるのジョージ』とか、

安心して見れます。

時代に合わせて、ジョージの内容はアップデートされていると思います。

 

アメリカはアメリカでいろんな深刻な問題を抱えていますが、

子供のコンテンツについては日本よりシビアに捉えていると思います。

 

しずかちゃんのお風呂のシーンが無くても、

スカートをめくるシーンが無くても、

ドラえもんの話は問題なく成立し、

十分楽しく、素晴らしいお話です。

 

わざわざそんなシーンを入れているのは、

ニーズがあるから?

誰からのニーズ?

そのニーズの発端は?

 

子供だろうが性的な関心がある子はありますが、

そうならそうと、『正しく』加害ではない形で

教えてあげればいいのにと、思います。

 

私もあなたも、友達にお風呂を覗かれたら、わざとじゃなくても嫌です。

スカートをめくられたら、やっぱり嫌です。

それらは『性加害』です。

それを「もうっ!のび太さんのエッチ!」と怒るだけで済ませて、

いいんでしょうか。

 

こんなシーン、記憶に残っている人は多いんじゃないでしょうか。

物語は、だからやっぱり重要だと思います。

 

 

 

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