おはようございます。みゆきです。
11歳と8歳の息子ふたりを育てています。
先日久しぶりに、『千と千尋の神隠し』を見ました。
録画してとってあるので、見たいときにはいつでも見られます。
これまでももう何度見たか。
でもこの時初めて、夫が言ったんです。
「そう言えば、千尋って長男クンと同じくらいの年なんだね。
そう考えると千尋って、リアルに10歳って感じだね(笑)」
た、確かに。
『湯婆婆』も言うんですよ。
『グズで!甘ったれで!泣き虫で!頭の悪い小娘に・・・』って。
10歳って、
私も初めて育てているのですが、
たしかに、甘ったれで、そそっかしくておっちょこちょいで、
いろいろできるようでまだ不器用で、
でも口だけはいっちょ前で、
まだたま~に泣くし、
『ちょっと考えればわかるだろ?』ってことがわからなかったり、
そんなアンバランスで、
でもすごく力強い年代です。
我が子だと思って千尋を見るともう、
『ああ!危ない!』
『よくがんばって・・・』
『か、かわいそう・・・!』
ちょっと泣きそうになります(笑)
新しい視点(笑)
そんで何と言うか、
10歳ころからだんだんと、
教えることのレベルもグイッと上がる気がします。
そしてつくづく思う。
人間界のルールの、多いことよ。
例えば子供ってそれこそ赤ちゃんの時から、
頭やら足、手だったり、
こっちによく当たりません?
赤子の時はよく頭突きされたし、
一緒に何か作業をしているとよく顔にバチン!と
手を当てられるし、
リビングで寝転んでるとふと頭を蹴られたり。
注意力が発展中なのでね、当たっちゃうのよね。
そういう時にちゃんと、
「ごめんね、って言わないと。」
と都度、毎回教えるわけですよね。
あとはさ、
みんなでテレビを見ているときに
テレビの前に立ってみたり。
「見えないー!」
もう、何度も何度も。
体は結構大きいくせに、
大人はしないようなことをするんですよね、
当たり前なんだけど。
お菓子の封を開けて、
そのまま置いておいたり。
「パッチンしておかないと湿気ちゃうよ。」
なんて、大人は教えなくても知ってるけど、
子供は知らないわけですよ。
当たり前なんだけど!
自然の法則と人間界のルールと。
教えること多すぎんか?
お風呂に入るときに服を脱ぐ際、
パンツとズボンを一緒に脱いで
そのまま洗濯機へ放り込むと、
私が洗濯物を干すときに
いちいちパンツとズボンを引きはがさねばならない。
自分で洗濯をしているなら好きにしたらいいけど、
私が洗濯をしている限りその脱ぎ方は許さん。
自分で着替えられるようになっただけでも
『すご~い』
と褒めていた時代があり、
それを経て、今なわけです。
ああ、成長。
見た目のこと、髪型やら持ち物やら、
友達にああ言われた、こう言われた。
だから買い替えたいかもしれない。
そう夫に相談する長男に、
『人の目、人の言うことが気になるのはわかる。
でも、できるだけ早く、自分の見た目や持ち物は、
自分の価値観で決められるようになると、
それだけ早く生きるのがラクになる。』
夫がそう教えていました。
ああ、高度な教え。でも正しいわ~・・・
ふと長男の矯正歯科に付き添ったとき、
私が何も言わずとも、
診察後にちゃんと先生に
「ありがとうございました」
とハッキリ言っている長男を見て、
しつこく刷り込むように教えていると、
自然とやってしまうようになるのだよなと、
その成果を実感しました。
そしてもちろん、
親が教えずとも勝手に覚えてくることも増えてきましたし、
これからどんどん増えてくるんでしょう。
私の言うことなんてどんどん耳を貸さなくもなってきました。
でもそれにしても、
人間界にはルールが多い。
自分は既に知っていて自然にやっていることも、
いざ子供に教えるとなるととにかく数が多い。
なんとも複雑な生き物よ。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。