おはようございます。みゆきです。
9歳と6歳の息子ふたりを育てています。
私たちにとっての『新しい世界』であるバレーボールチーム。
最近そこからいろいろと学んだり
考えさせられたりしています。
先日ね、試合に行ったんです。
他チームと対戦するわけなんですが、
なんせ小学生なので、
技術的にはもちろんこれからなのでしょうけど、
実にまぁいろんなチームがあるのですよ。
わかっていはいたものの、
実際に複数のチームの子供たちやスタッフたちを見ると、
いろいろと観察してしまうものです。
長男のチームは割と『ゆるい』方針なのだと思います。
練習もなるべく来てほしいけど来れる時だけで良いと言われるし、
監督に対する態度もカジュアルだし、
厳しい練習、というのもありません。
しかし当たり前ですが『厳しいチーム』というのはあって、
ちょっと私の時代の中学校の部活のような雰囲気。
試合中も監督の怒号(昔に比べたら優しいらしい)に逐一
気をつけの姿勢で体を向け、
怯えてこわばっていうような体で監督の顔色をうかがうようなチームもあれば、
厳しいけども監督も一緒に喜び興奮しているチームもあり。
いろんなチームがあるな~と。
しかし見ていて思った、
要は『ゴール/目的の違い』。
部活にしろクラブチームにしろ、
やるからには上達することを目指すものの、
『試合に勝つ』
ということを目的に掲げるか、
『なんであれ健全な子供の発育』
を目的にするかで、
日々やることも、大人の対応もまったく変わってきますよね。
一見うちのチームは、
技術的にはまだまだだし、
練習態度も『真面目』には見えないのですが、
いざ他チームを見てみると、
そこには明らかに目標があるように思えたのです。
後日監督が子供たちに話していたのを聞きました。
「うまくなることを目指してるんじゃない。
自分たちで考えて、
自分たちでチームを作って、
真剣に一生懸命取り組むチームにしたい。」
なるほど~。
当初の印象として、
小学生ならではの『ふざけ』を叱ることもなく、
緩いというか甘いというか、
どういう方針なのかなー
と観察をしていたのですが、
その目的を聞き、他チームを見れば納得。
そして私は共感。
(共感しない親御さんもいるかも)
たまたま同時期に読んだこの本とも重なりました。
表紙の絵が若干『ふるっぽい』のですが、
2019年に出版された本。
要は、親が幸福に、精神的に安定した状態で、
子供を信頼している言葉をかけることが、
『幸せな子供』を育てるのですよ。
という本です。
バレーボールチーム然り、
『子どもが幸せになることば』然り、
思ったんですが、
『大まかなゴール』
を大人(親)として子供に提示してあげることが、
もしかしたらよいんじゃないかなと、
私は思ったわけですよ。
どこを目指すべきか、
それは時代や社会や特性によってあるわけで、
そんな抽象的なところを読み取れるほどに子供(小学生)というのは鋭くないですよね。
でも、その『ゴール』があまりにも具体的で狭いと、
子供の自由度が残らないことになります。
例えば『全国大会出場』という目標を与えるのではなく、
(子供が自発的に見出すのではなく)
『自分で納得のいくプレーができるようになろう』
くらいにあやふやなほうが、
子供の考える余地があります。
だって結局さ、
彼らの人生じゃないですか。
最終的には自力で生きてもらわないといけないわけです。
『幸せになることば』では、
とにかく子供を信頼して
そんな言葉をかけ続けることで、
人生の困難でもなんとかへこたれずに
『元気に』生きる力を育もうよと、
そういうことのようです。
(いわゆる自己肯定感)
こういう『子供への信頼』とかも
良い感じに『大まか』で『漠然と』している言葉ですよね。
9歳にもなるとさ、
口ごたえもなかなかのものなんですよ。
子供だとわかっていても、
ずっと言われ続けると凹んだり腹が立ったりするときもあるのですが、
そんな時は
『そんな言い方するようになったんだね~』
『なかなか言うね~』
みたいな返し方が『信頼』を表現するようです。
私が子供たちに示したい『大まかなゴール』はやはり、
自分で考え実行できて
好きな人に好かれる
幸せな人
になって欲しいかな。
そのためにも菩薩の心を常備して、
『なかなか言うね~』
と返してみます。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?