泣いてくれなかったら気付かなかった4歳の傷心

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と4歳の息子ふたりを育てています。

 

子供の『本気』ってなかなか大人からはわからないものですよね。

特に昔は、『子供の言うことだから』と軽く捉えることが多かったような、

そんな時代もあったような気がします。

 

私は母に好きな男の子の話をして、

その直後に母が、

その当の好きな子のお母さんに笑いながらその話をしたときのこと、

今でも覚えています。

当時の私はそれに傷つき、

心の内をお母さんには言うもんじゃないんだと、

恥ずかしさの中で心に刻みました。

生きている世界が違うんだと、思いました。

 

だからそれ以来、大小の悩みも、親には言わなくなりました。

言ってもどうせ、

また大人同士の笑い話の種にされたり、

真面目に取り合ってはくれないんだろうと、

そう思いました。

 

親の愛情は感じていたけど、

親は自分のことを『理解』してくれる存在ではないのだと

思いました。

 

いざ親になってみると、

今の時代、それでは困る時もあると感じます。

特に小学校へ上がると、

学校の様子が本人からしか聞けないので、

何か困っていることがあったら言ってくれないとなかなかわかりません。

大人の助けが必要な問題も、あるかもしれません。

 

だから私は、子供の『本気』をできるだけ、

こちらも『本気』で扱いたいと思っています。

 

息子が誰かに怒られた話、誰かと喧嘩した話を夫にするときは、

本人に聞こえないところでするし、

夫にもその話を本人にはしないようにと言います。

 

大人にとっては取るに足らないことでも、

本人が『本気』なら、それは『本気』なんです。

スマホをもらった息子たち。

比較的次男のほうが、スマホなどの機械が好きなようです。

ひとりで勝手にいじくりまわし、

字は一切読めないのに、壁紙を変える方法をひとりでマスターして、

「ママみて!」

と見せられました。

 

 

動物も大好きな次男。

この前行った動物園の写真もいじくりまわしていました。

 

それをおそらく、日付単位で全て、誤って自分で消してしまったようです。

フォルダから動物園の写真が全て無くなっていました。

 

「このゴミ箱マークを押すと消えちゃうんだよ。

教えたよね?

もう戻らないよ。また行こう?また撮ろうね?」

 

頷きもせず、スマホに向かう次男。

私もしばらくテレビを見たり、洗濯物を畳んだりしていました。

 

次男はその間もずっと、スマホに向かっていたことに、

私も夫も気付いていませんでした。

 

スマホ置いてトイレに立つ次男。

 

「あれ?もしかして次男クン、

あれからずっと動物園の写真探してたの?」

 

そこで気付きました。

もしかして。

トイレから戻る次男に声を掛けました。

 

「次男クン、動物園の写真無くなって、

もしかすてすご~く悲しいんじゃない?」

 

4歳だからまだよかったんだと思いました。

次男の顔がゆっくりを崩れ、

くしゃくしゃの顔で「わーん!」と声を上げて泣きました。

 

もう少し年を重ねていたら、

強がったりごまかしたりしていたかもしれません。

 

「なくなっちゃって悲しいね。

残念だね。悔しいね。

よしよし・・・

気付かなくてごめんね~

すごく悲しかったんだね~

残念だね~。悔しいね~。」

 

抱きしめながら背中をさすりながら、

「悲しいね。」と繰り返しました。

 

「またどーぶつえんいく。

おなじどーぶつえんもいく。」

 

うん、行こう行こう。

また動物の写真、撮りに行こうね。

 

 

寝る前にはなぜか、

♪しあわせならてをたたこう♪

を大声で歌っていました。

 

幸せをいただいているのはこっちですよ。

君が笑うなら、私は幸せです。

 

 

 

子供たちの健やかな成長を祈って

*こどもを、やさしく抱きしめよう*

++育児の穴++

 

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