おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
息子ふたりを育てながら、共働きの日々について書いています。
私が長男を産んだのが、2013年。
2014年に仕事に復帰しました。
初めてのワーママ業。
なんというか、
『大変』だとは思っていたものの、
もう少し『充実』というか、
『イキイキ』したものを想像していました。
仕事も子育ても、両方とも『楽しめる』
『イイトコドリ』のような感じ。
忙しいだろうとは思っていましたが、
あそこまで『せわしなく』、
そして『理不尽』だとは、思いもしませんでした。
そう、『忙しい』とは少し違う、
『せわしない』
『慌ただしい』
そういう感じ。
毎日が、くるくるくるくる回るようで、
何をしている実感もなく、
経験を噛み締める間もなく、
ただただ目の前を、
たくさんのタスクと、時間が流れていく感じ。
一方で目の前で、
独身時代と変わらない生活を送る夫がいて、
モヤモヤから始まり、
腹立たしくなり、
でもその腹立たしさの理由がいまいちつかめずに、
またモヤモヤして。
これが『しわ寄せ』というやつで、それをいま、私が受けているのだな。
とわかったとき、
なんて理不尽なんだろう、と思いました。
きっといろんな種類の『しわ』があり、
いろんな『しわ寄せ』を受けている人がいるのだと、
その時初めてちゃんと理解しました。
そしてこれはもはや、
『サバイバル』だと認め、
諦めと覚悟を決めました。
負けてたまるか。
生き残ってやる。
そう思い、いろいろ学び始め、その学んだことについて書きたくなり、
次男妊娠中にこのブログを始めました。
今は会社を辞め独立し、
いろんなビジネスに手を出し、
ボチボチ暮らしています。
うちの夫に関しては、
私がいちいち怒り、真正面から戦ったために、
5年前の彼とは全く違う、
家事や育児にも当事者意識を持って取り組むパートナーとなりました。
まーしかし本音は、
仕事だけして、好きな時に飲みに行って、
家にいてできる時だけ子供と遊んで、
起きたい時に起き、寝たいときに寝る生活を
続けられるもんなら続けたかったでしょう。
そんなこと言ったら私だって、って感じなんですが、
でもきっとこれは、
『彼個人』の話ではなく、
社会の仕組みそのものの話なんだよなと、
ワーママ歴6年にしてつくづく思います。
知っている方がやっているブログで、
たま~に覗かせていただいているんですが、
なんというか、
この『バランス』が危うくなる感じ、
わかるな~・・・
のひと言で。
『だましだまし』が続いて、
あっという間に10年経つ、というのはなんとなく想像つくものの、
10年経って・・・
・・・
・・・
・・・で?
みたいな。
そうだな・・・
復帰直後が、やっぱりワーママ業としてはいちばん大変な時期になるんでしょうか。
そして子供が3歳、4歳、5歳と大きくなり、
小学生になり、
そうなればもちろん、
赤ちゃんのように手がかかるわけではないのだと思います。
身の回りのことはひとりでできるようになるし、
自分でレンチンできるようにもなるでしょう。
でも、
だからって、
独身時代のように時間を気にせず働けるわけでもないだろうし…
なんて考えると、
ゴールが見えないということも、
ワーママ業の辛さなんでしょうか。
子育てだって、『ちゃんと』やりたい気持ちもあるのに、
子育てを『ちゃんと』やれている実感がないから、
なんでしょうか。
でも、自分の力で築いてきた
会社での自分の地位や経験。
それをプツンと切ることは、
『自分』の一部を失うようで、
すごく心もとない。
でも、今の綱渡りがずっと続くのかと思うと、
思い切って飛び降りてしまいたくなります。
って私は飛び降りて、いや、別の綱に移っただけかな。
リタイヤした形ですが、
でもいまでも、これからも、
『綱渡り』を続ける女性、始める女性が、
たくさん、たくさんいるんだろうなって。
夫だって、
例えば仮に、家族のために仕事量を調節したいと思ったとしても、
できる環境が整っていないこともあり、
これじゃ子供は増えないよ。
今の綱渡りがグラグラ過ぎて、
2人目や3人目、4人目なんて考え付きもしない、
という人も多いんじゃないでしょうか。
いろんな人に、
いろんな事情、
いろんな価値観があり、
いろんな最適解があり、
いろんな道があり。
せめてもう少し綱を太く、
そして支えを多くしてくれたらな。
↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。
応援クリックいただけると喜びます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。