元々ないものを求めていやしませんか?

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

コレ↓のお陰で、長男の数字に対する理解と慣れが進みました。

 

「8と9だと?」

「89(はちじゅうきゅう)!」

という遊びをやれとせがむようにもなりました。

パパとスーパーでお菓子の値段を見ながら、

「350円!たかいね!!」

「そうだよ、高いんだよ。じゃあ今日は、100円までのお菓子にしよう」

とパパと話している声が聞こえてくるようになりました。

大きくなったなぁ…

 

当たり前なんですが私は、毎日毎日、お金の話ばかりしています。

全国のワーキングマザーの方々からお金回りのご相談を受け、それにお答えをすることも仕事の一部なんですが、ご相談内容の中で一定の割合を占めるのが、保険のことです。

いや~…私自身、ブログでもよく書いているんですが、保険はあまりお勧めしていません。

自分自身でも、私の名義で加入している保険はいまはありません。

夫名義で、家の火災保険、そして住宅ローンに付随している団体信用保険に加入しているだけです。

なぜって単純に、『必要ない』と思うからです。

「でもみゆきさんのところはちゃんと貯金があるから、うちなんか…」

と友人にも言われるんですが、そういうことだけではないんじゃないか、という話です。

 

 

既に何かしらの保険に加入済みの方には、耳が痛いだけの話かもしれませんが、参考程度に聞いていただけると、将来何かしらの役に立つこともあるかもしれません。

「子供ふたりいて、保険入ってなくて、何かあったらって不安にならないの?」

と聞かれたこともあります。

不安じゃないわけではないんです。

万が一を想像したら、不安で心臓がキューッとなります。

でもだからと言って、保険に入る、とはならないんですよね。

 

例えばなんですが、

降水確率5%で、長い傘持って行きますか?

持って行きませんよね。濡れるのは嫌だけど、5%ですもんね。

多分降らないから、持って行きませんよね。

でも、5%であっても、降る可能性あるんですよ。

でも普通の人は、長い傘どころか、折りたたみ傘も持って行かないはずです。

 

それってどういうことかと言うと、

確率×起きてしまった時のダメージ マイナス コスト(労力も含む)

=この大きさによって人は、

そのリスクに備えるのか、

または、

起きた時にできる限りの対応をする

そのどちらかを選ぶんだと思うんです。

 

先の降水確率の例だと、降水確率も低いし、ダメージもまぁ、さほどではない、

そして、傘はかさばるし重いし、最悪コンビニでビニ傘買えばいいし、

ということで傘を持って行かないんですよね。

 

同じように、例えばパパが死んでしまうというリスクを考えてみます。

40歳男性が、60歳まで(子供が成人するまで)に死亡してしまう可能性を、5%とします。

それによるダメージがまず、よくわからない、でもとにかく乳飲み子を抱えて配偶者がいなくなるなんて、想像しただけで一大事のえらいこっちゃです。

実際には、公的な保険で月々支給される金額も思ったより多い。

しかしとにかく想像もできない一大事の時点で、ダメージを正しく評価することが難しいです。

そしてコスト。

毎月例えば1万円は痛いような気もするけど、実際のところは自動的に引き落とされるだけなので、もはや税金の類かと思えてきたりして。

 

何が言いたいかと言いますとね、

元々存在しないくらいに大きな【安心】を求めているんじゃないか

ということなんです。

 

テレビCMがなかったら、と想像してみてください。

それでも生命保険や医療保険に入ろうと思いますか?

 

子供ができて、自分と夫に100%扶養されて生きている無力すぎる存在を感じたとき、

「私たちに何かあったら、この子は…?」

とふと不安に感じました。

でもその不安すべてに対してお金を払って保険に加入することは、

 

降水確率5%で傘を持ち歩いたり、

防災リュックを常に背負って歩いたり、

非常用食料を持ち歩いたりすることと、

同じようなことなんじゃないかな、と。

 

いや、もちろん、死亡や病気、ケガが起きてしまったら一大事には変わらないんです。

でも、突然の雨に傘を持っていなければ、多少濡れるのは仕方ないと思ったり、予定を変更したり、予定外の雨宿りをしたりして、行き当たりばったりに対処するはずです。

同じように例えば夫が万が一死んでしまうという事態になったら、

おそらく私は、その中で最善を尽くすことで、ヨシとしているのだと思います。

そんなに大きな【安心】を求めていないだけなんだとも思います。

夫も私も健康でガシガシ働けば、子供らは医学部の大学院まで行かせられたかもしれませんが、

夫がいない状態ではそれは叶わないかもしれません。(例えばの話です)

 

しかし、医学部の大学院まで、そもそも行きますかね?

そんでさらに、夫が死亡してしまう確率って実際どんなもんですかね?

 

先のことは、誰にもわからないんですよね、やっぱり。

それなのであれば、『元々あってないような安心』よりも、

『起きてしまった時には最善を尽くす』と決めて、そのコストを【確実ないま】に使う。

そんな考え方もあるんだ、って感じでもいいです。

 

次回は、学資保険などの貯蓄型に関する考察もしてみます。

 

にほんブログ村テーマ 保険へ
保険

にほんブログ村テーマ 教育ニュースから考えるへ
教育ニュースから考える

 

 

↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。

応援クリックいただけると喜びます。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
にほんブログ村

最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

Twitterでフォローしよう

RECOMMEND