長男の成長と『キャラ設定』について

B!

 

おはようございます。みゆきです。

10歳と7歳の息子ふたりを育てています。

 

すっかり年末です。

1年があっという間だってことなんか、

もうすっかり慣れっこです。

驚きもないわ。

 

 

長男ももうすぐ5年生です。

なんというか、最近成長目覚ましいというか。

3年生、4年生のギリギリ最初のころまで、

子供の人格的に、保育園の時の延長という感じがあります。

 

それがだんだんと、彼個人の人格を、彼自身が作り上げている。

その途中段階にあるのではないか。

そう思わせる言動が目立ってきました。

 

 

元々長男は、ひと言で言うと【素直】と言うか。

 

頑張っている時には【頑張ってる!】という表情で頑張っていて、

凹んでいる時はムスッとした顔をして、

嬉しい時には満面の笑みで、

顔を見れば感情がわかりやすい子でした。

 

 

それがだんだんと回りを見渡すようになり、

急に無口になり、

表情も薄くなり。

 

 

なんか、自分が4年、5年生だったころをつい思い出しました。

私の持論なんですが、

世の中には、

子供時代に『自分のキャラ設定』について考えた人と、

考えなかった人、2種類の人間がいると思っています。

 

 

私は前者で、みんなが『キャラ設定』について考えるものだと思っていたら、

考えていた人とそうでない人がいるということに、

大人になって気づきました。

 

 

家の中でのキャラではなく、

あくまで外、学校や習い事でのキャラ設定について、

私は無意識にずっと考えていました。

 

小3くらいから、中2くらいまで続いた、

私の『キャラ探し』。

 

 

ピカーン!と答えが見つかるような探し物ではないのですが、

身の回りで『空いてるキャラ』

その『空いてるキャラ』の中でも、

『自分にハマりそうなキャラ』

『自分にふさわしいキャラ』

を探していました。

 

 

かわいくてみんなに優しい子キャラは既に埋まっていて、

その子が妬ましい気持ちもありつつも、

私はあんなに大人しくできるタイプでもないし、

もっと主張したい気もする。

 

良い子すぎるキャラもなんかダサイし、

今でいう姉御キャラもなんかハマらないし、

男の子に混じって一緒に野球をするキャラも違う。

 

 

アニメやらドラマやらで描かれる典型的なキャラ、

それらをアレンジしたり組み合わせたりするキャラ、

そんな中から自分に合うキャラを探して、

空想、妄想をしていました。

 

 

中学生になると、

だんだんとそういうことを考えることはなくなり、

私のキャラはな~んとなく定まらないまま、

今思えば思春期は『自分』は一旦どこかへ行ってしまう時期でした。

 

 

自意識と、

回りの子たちと自分の比較と、

稚拙なコミュニケーションによる失敗と、

自分ではない自分を演じて上手く演じられるわけもなく、

とにかく感情の起伏が激しい日々でした。

 

秀でたい、というのともちょっと違う。

目立ちたい、というのもちょっと違う。

でも際立つ何かを持っていたいし、

持っていると回りに思われたかった、あの日々。

 

ああ、思春期。

 

 

そんな日々にこれから向かおうとしている長男に、

このキャラ設定の話をしてみました。

 

すると予想が的中。

 

「うん、わかる・・・」

 

 

長男は、キャラ設定について考えるタイプでした。

 

 

「それで結局ママのキャラはどうなったの?」

 

「ママのキャラは結局よくわからずじまいだったけど、

大人になればなるほど、

小3くらいの自分が戻ってくる。

キャラ設定を考え始める前のママが、

多分本当のママだったんだと思う。

だからきっと長男クンも大丈夫。

思春期は大変だけど、楽しくもある。」

 

 

「・・・ふーん・・・」

 

 

受け答えは素っ気ないけど、

言葉の説明が届きやすい子だから

なんとなくいつか思い出してくれるかもしれない。

 

頑張れ、若人。

 

 

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