『みんなちがって みんないい』の本当の意味

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

6歳と4歳の息子ふたりを育てています。

 

私は昔から、回りに『迎合する』ということがとても苦手でした。

いまでこそそんな自分の扱いに慣れ、

ある程度コントロールすることができますが、

そのせいで学生時代は、少し苦労しました。

 

迎合=回りに合わせて、回りに受け入れられ、溶け込むこと。

 

だと私は理解しています。

 

学生時代の私にとっての『回り』は、

同じクラス、学年、部活の女子たちでした。

彼女たちと興味関心事を合わせ、

同じように振る舞うことに、

なぜか抵抗がありました。

 

「とにかく人と違うことをしなさい。」

 

父はことあるごとに私たちにこう言っていたので、

その影響なのか、

そもそもそんな父の気質を血を通して継いだのか。

 

とにかく抵抗があったので、

まぁちょっと浮いたりするわけです。

でもその年代の子供としては、

回りに馴染みたいという強い欲求も感じました。

そんな相反するふたつの欲求の間で、

私は苦しんでいたんだと思います、たぶん。

 

他の子たちとツルみたくない。

ひとりでいたい。

でも、仲間として受け入れてもらいたい。

そんな感じ。

 

自分も未熟でいびつで、

相手も同じくらいに未熟でいびつなので、

中学時代がいちばん、『事件』が多い日々だった気がします。

 

「勉強ができることを自慢する。」

 

と女子たちに放課後に呼び出されて『注意』されたり、

 

他の子のことを一緒に『注意』しようと誘われたりw

その後、校則も制服もない高校へ行ってかなりラクになって、

でもやっぱりまだ私は未熟でいびつなままで、

迎合と『自分探し』の狭間で揺れ続けました。

 

結局『自分探し』が勝ってアメリカへ行き、

少なくとも『迎合』からは完全にフリーになれました。

 

そもそもどこへ行っても自分は『ガイジン』になったので、

合わせるべき『回り』がなくなり、

自由になれたのだと思います。

 

それに味を占めて、

日本に帰って来てからも外資系企業ばかりで働くようになりました。

 

前職のイギリス/アメリカ系の会社は、

そういう意味ではとても居心地がよかったです。

 

回りの勢いに水を差すような人がたくさんいたし、

空気を読まない冗談も受け入れる包容力があったような。

『迎合』すべき回りがそもそもバラバラだったので、

とてもラクでした。

 

そして『ひとり化』はさらに加速して、

私は個人事業主になり、

もはや合わせるべき回りが消失してしまった感じwww

 

こうして振り返ってみて改めて、

私は自分がなぜこんなに『多様性』にこだわるのか、

理解できます。

 

きっと夫や、私の近しい人にしたら、

 

『なんだかこの人は妙に多様性にこだわるな・・・』

 

って感じなんだろうなw

 

『多様性』『ダイバーシティ』が良いのか、悪いのか、

それはわかりませんが、

 

『迎合』することが昔から苦手だった私にとっては、多様性は救いでした。

 

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中学生ころになったら、

子供たちにも読ませたい本です。

こんな本がいま日本で売れていることは、

私には喜ばしいことです。

 

グングン先が読みたくなり、

何度かに分けて結局1日で読み切りました。

すっごいすっごい、面白かった!

 

いま私も40代にもなると、

ふてぶてしさにも磨きがかかり、

 

『迎合』なんて捏ねて焼いてバリバリ食ってやる!

って感じですが、

 

でもたまに、

一時的に『回り』が存在する瞬間もあり、

どうしても合わせられない自分を持て余すことがあります。

 

そんな時はまず、

夫にちょっと話して、

ギューしてもらって、

 

ワインを飲んで、

子供たちをギューっとして、

それから寝ると、

 

また元気になります。

 

昔の私が、

苦しいながらもより居心地のいい場所へ進んで行けたのは、

自分の『もがき』のお陰でもありますが、

 

それよりもやはり、

両親や環境、回りの人たちのお陰であったのだと、

その幸運に感謝したい気持ちです。

 

そして次は、私が息子たちの『幸運』になれるよう、

この著者の方のように、

余計なことは言わずに子供からの問いに答え、

子供たちから学ぶ人でありたいと、

そう思いました。

 

 

エッセー(エッセイ)

オススメ本

++育児の穴++

 

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