子供はきっと、超えてくる

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

いいですか?

うちの次男(2歳半)の妙ちきりんな嗜好を聞いてもらえませんか?

赤ちゃんのときからだったのですが、彼は妙に、【髪の毛】が好きでした。

髪の毛です。

いちばん好きなのは、私の髪の毛です。

私のが触れない時は、自分の髪の毛を触ったり、保育士さんの髪の毛もよく触っているそうです。

赤ちゃんのとき、抱っこして寝かしつけようとしていると、まだ生後2ヶ月とかなのに、

頑張って手を伸ばして、私の髪の毛を触ろうとしていました。

かわいくて、私も首を伸ばして触らせました。

 

いまも、夕方保育園にお迎えに行くと、

「ママー!」と駆けてきて、抱き着くよりも先に、

私の髪の毛を両手でわしづかみにして、しばしウットリ、髪の毛に集中します。

それから、抱き着いてきて、「おかえり!」と言ってくれます。

 

家に帰っても、お風呂に入ってご飯を食べた後のくつろいでいる時間は、

ほぼずーっと、私の髪の毛を追いかけています。

いま彼がはまっているのは、私の髪の毛をひとつかみして、

それで自分の耳の穴をクリクリするという、ヒジョーに妙な行為です。

写真、見ます?

 

 

テレビを見たりボーッとしながら、私の髪の毛で耳の穴をクリクリしています。

コレ将来彼女やパートナーの髪の毛でもやるのかなぁ…

私が立ち上がろうもんなら、

「かんもけ(かみのけ)、さありたいのぉー!!!」

と追いかけてきます。

 

なんですか、コレ?

前世は美容師?もしくは髪の長い女性?

と姉と想像を膨らませています。

 

前振り長くなったんですが、この前会った方がこう言っていました。

「10歳の長男が、Youtuberになりたいと言い出した」

 

おお~!ザ・時代!!!

「いいじゃないですか~!」

と言おうとしてハタと思いました。

 

実際に、自分の息子がYoutuberになりたいと言ったら、

私は心から応援することができるだろうか。

女の子であれば、【キャバクラ嬢】がなりたい職業で上位にランキングされている時代です。

 

おそらく、いや絶対ですよね。

子供は必ず、親の想像は超えてくるでしょう。

 

いま私は、息子らが宇宙飛行士になりたいと言っても、ヴァイオリンを極めたいと言っても、

医学博士になりたいと言っても、サッカー留学したいと言ってもサポートできるようにしたい、なんて思っていました。

しかし、しかしですよ。

おそらくどれもハズレるんでしょうね。

きっと予想もしていなかったことを言うはずです。

 

なんせ20年後には、いまは存在しない職業がワンサカ生まれているでしょうから。

 

Youtuberは大変な職業だと思います。

なんなら、広告代理店の営業よりは大変だと思います。

でも私には、正直、正直な話どこかで、Youtuberという職業を軽く見ているところもあります。

職業として新しすぎて、オバチャンはまだ100%ついていけていません。

 

私が18歳でアメリカに留学したいと言い出した時、当初は両親に反対されました。

いま思い返すと、自分でもなぜ留学じゃなきゃいけなかったのか、うまく説明できません。

でも若く無鉄砲な私は「これだ!」と強く思いました。

最終的には応援してくれましたがその時母は、こう言いました。

 

「そんなこと言うなんて、想像もしてなかった」

 

そう親に言わしめた私は、きっと子供に同じことを言わさられるのでしょう。

なんにせよ私の元からは離れて行ってしまう子たちのために、

この本は本棚の最前列に並べておきます。

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