もうどの本で読んだのか、忘れてしまったんですが、
【心を健康に保つコツ】というものを読み、
それ以来、そのことを意識するようになりました。
そして、日々生きているだけで、
そのコツを活かす機会にたびたび出会うのだと、気づきました。
【心を健康に保つコツ】
自分の心が、『正しい』と感じることを、すること。
例えば、お財布を拾ったら、交番に届ける。
すごくお金がない時にお財布を拾ったら、
もしかしたら、
『現金少しだけ・・・もらっちゃってもバレないかな・・・』
なんて悪魔のささやきが聞こえるかもしれません。
電車で座っていて、目の前に体の不自由な人が立ったら、席を譲る。
迷子が泣いていたら、助けてあげる。
同僚が落ち込んでいたら、励ましてあげる。
直感的に『正しい』と感じることをすると、
心は健康でいられるそうです。
私は納得しました。
でも実際の世の中は、そんなにシンプルなことばかりではないので、
時として、
悪魔のささやきに負けてしまうこともあれば、
『正しい』と感じることをするためには、かなりの勇気が必要なこともあれば、
『正しい』と『正しくない』の境界が曖昧だったりするわけです。
妊娠するまで、私は週5日、朝5時に起きてジョギングをしていました。
朝のジョギングは私にとって、それこそ『正しい』ことでした。
でも、少しでも考え始めると、悪魔のささやきに負けて怠けてしまうので、
何も考えずに起きて、何も考えずに着替えて、外に出ることにしていました。
朝のジョギングという『正しい』行動が、
私の体だけでなく心も健康にすることがわかっていたからです。
『正しい』の基準は、社会規範で決められているもの以外は、
それぞれの価値観です。
人を助けることを『正しい』と思う人もいれば、
助けずに自分で解決させることを『正しい』と思う人もいます。
しかし、『正しい』行いを怠り続けていると、心は病気になるそうです。
『正しい』ことを感じている心を無視することを重ねると、
心は麻痺してきて、『正しい』センサーも鈍り、
負のスパイラルに陥ります。
『正しい』行いを怠る理由は、
『面倒だから』『恥ずかしいから』『迷惑をかけることになるから』
こんなところでしょうか。
でもやっぱり、多少ほかの人に迷惑をかけたとしても、
それでも『正しい』ことがある場合って、
あるんだと思います。
今の私であれば、
仕事を断ること、上司の言うとおりにしないことは、
上司や同僚に迷惑をかける、とも言えますし、
まして仕事を辞めるなんて、面倒極まりないんですが、
仕事と子供のバランスを死守することは、
私にとっては『正しい』ことで、
その心を無視して妥協してしまうと、
私の心は病気になると思います。
『正しい』と感じることをするのは、
相応の面倒を引き起こすものなんでしょうかね。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。