おはようございます。みゆきです。
10歳と8歳の息子ふたりを育てています。
8歳次男が、なんやら悩んでおりました。
「どうしよう～・・・」
どしたどした？
「あのね、『漢字スキル』がないの。
学校に置いてきたのかも。」
学校で使っているドリルが
見つからないと。
そりゃ困ったね。
今日の宿題なの？
「ううん、今日は宿題じゃない。
どこだろ～
明日学校で使うかもしれないのに～。」
ひとしきり一緒に探してみたものの、
多分家には無い模様。
きっと学校にあるよ。
「えー！！！
どうしよー！！！
学校に無かったら？
明日使うんだったら？
どうしたらいいの！？」
パニクる８歳。
なるほど～・・・
じゃあ、ママの【秘技】を教えてあげよう。
「ひぎ？」
そう、秘密の技。
これね、大人でもできる人と
できない人がいる。
できるようになると、すごく助かる
秘密の技。
「え！なにー！？」
秘技：考えても仕方のないことは、考えないの術～♪
「・・・えー・・・
なにそれー・・・」
次男クンの『漢字スキル』は、
多分学校にある。
家はもう探してみて、無かったことがわかってる。
あとは学校しかありえない。
でももし学校に無かったとしたら、
近くの席の子が間違えて持って帰っちゃったとか、
そういうことだよね。
しかも、明日学校で使うかどうかは、
明日にならないとわからない。
いまはもう、６時半で、これから学校に探しには行けない。
いまできることは全てやった。
いまできることはないし、
いろいろ考えたところでどうしようもない。
不安になるだけ。
明日になったらまた明日、
そのときにできることをする。
それまでは、考えても仕方がない。
だから、考えない。
夫が横から話に入ってくる。
「パパもさ～それ、
30代になってからやっとできるようになって、
すごいラクになったよ。」
私もできるようになったのは確か、
20代後半くらいだったか。
不満そうな顔をする次男でしたが、
結構役に立つ技だと思うんですよね。
「でもさ、
かんがえたくなくても、
かんがえちゃうんじゃないの？」
そう！そうなの。
よくわかってるね。
ママもそうだったの。
だから、考えたくなくても考えちゃうときは、
頑張って他のことを考えるようにしてるの。
今日のご飯何にしようかな～、とか
あの時楽しかったな～、とか、
頑張って別のことを考えるようにしてても、
また気づいたら考えちゃうんだけど、
それでも何度も別のことを考えるようにしてると、
そのうち気づくと、全然違うこと考えてたりして、
それを何度も繰り返してると、
できるようになった。
今はねもう、『いま考えても仕方ないな』
って思ったらすぐ忘れられるよ。
すごいでしょ！？
「すごい・・・」
考えたくないけど考えてしまって
頭の中グルグルしたり、
不安になったり、そのせいで余計なことをしたり
自爆したり、墓穴を掘ったり、
私もいろいろやった上で、
ある時気づいたんですよね。
ふと、ひらめいたんですよ。
『あ・・・もしかして、
考えなければいいんじゃない？』
って。
それで実際考えずにやってみて、
その場その場でベストを尽くすようにしたら、
結構うまくいくということがわかって、
それ以来、私の秘技。
8歳児にはまだピンと来なかったかもしれないけど、
そういう方法もあるということを、
教えてみました、の巻。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。
