変態、ガチのやつ


元同僚に、変人がいました。

聞けば聞くほど、ガチの変態でした。

どういうことかというと、

キレイな奥さんと、美しい子供に恵まれていて、

そしてたまに大きなキャリーケースを持っていて、
中にはマジのムチが入っていましたwww

本人もそれは回りには隠すべきことと認識していましたが、

なんだか見た目もすごく奇妙でした。

顔も服装も普通なのに、どこか雰囲気が異様で、
でも何がどうほかの人と違うのか、言い表せません。

髪の毛から常に、何かが滴り落ちているような、
目が赤く光っているような、
そんなわけないのにそんな感じでした。

餌食を見つけると興奮して攻撃し、傷つけ、相手が泣いても許しません。

やっぱりちょっと、【サド侯爵】の血を引いているのかなぁ・・・
と思わせる異質さを持っていました。

そしてサド侯爵同様(?)、同時に繊細な感性も持っていました。

上手いかどうかはわからないけど、よく絵を描いていました。
彼のSNSの文章は好きです。

少し仕事で絡んだものの、彼は私には当然興味もなく、

私もできるだけ直接近づきたくはないので、

遠巻きに眺めていました。

いまでもたまに、Facebookの投稿だけ目にします。

そんな彼は、とても【厳しいお母さん】に育てられたと聞きました。

詳しくは知らないのですが、
自分がいまどんな母で、どんな母になりたいか、
みたいなことをボンヤリ考えると、

よくその彼のことを思い出します。

あまりに印象的で。

私自身は育てられる過程で、わりと放っておいてもらえて、
でもサポートは可能な限りしてもらえたし、

とても【生きやすい性格】に仕立ててもらえました。

両親に対する【文句】もそれなりにありますが、

それだけ恵まれていた、という自覚もあります。

愛されているという自信も、
自分に存在価値があるということも、

しっかりと潜在意識に植えつけてもらいましたから、

だからいつもどこか、

『なんとかなるさ~』

という余裕があります。

どんなに辛く大変なことがあっても、
忍耐強く努力することができます。

自分の人生は自分で切り拓いていける
無意識のうちに、知っています。

それって思い返してみるとやっぱり、

やりたいと思ったことは、
たいていなんでも気が済むまでやらせてもらえたから、

だと思いました。

エレクトーンがやりたいと言ったら、14年間も通わせてくれました。

空手がやりたいと言ったらやらせてくれて、
辞めたいと言ったら辞めさせてくれました。
(ちゃんと時間をかけて確認した上で)

バイトがしたいと言ったら許してくれて、

留学したいと言ったら気が済むまで留学させてくれました。

それって言うほど簡単なことではないこと、
親となった今ではわかりますが、

やっぱり私も子供たちには、
同じようにやりたいことは
出来る限り何でもやらせてあげたいなー、

と思っています。

どんだけ突拍子もないことを言うか、
いまから怖いけど。

私が高校卒業を前に留学したい、と母に言った時、

「まさかそんなこというとは・・・」

と絶句していましたwww

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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