結婚してすぐに、猫を飼い始めました。
この子と暮らし始めて6年。
4歳の長男よりも長い付き合いです。
メスのスコティッシュフォールドです。耳は折れてませんが。
私が甘やかしたので、いまだに【お嬢様風情】です。
構って欲しい時は、構ってもらえるまで
ニャーゴ ニャーゴ
と大きな声で鳴き続けます。
無視して家事なんかしてると、足に噛みつきます。
甘噛みですが、意外に痛いです。
子供が生まれて、長男が大きくなるごとに、
【子供と猫の共存】方法を考えざるを得ない状況になりました。
まず、ズリ這いを始めた長男が猫のトイレに手を伸ばし始めて、
「これはどうにかせねば」
と気づきました。
ということで、猫トイレはこんな風なことに。
部屋の角に棚を置いて、その最下段に猫トイレを設置し、
チャイルド・フェンスで子供の手が届かないように、
かつ、猫が子供に邪魔されずに用が足せるように。
私は毎朝、ここに頭を突っ込み、猫トイレを掃除します。
ご飯と水は、とりあえず高いところへ。
子供が手を伸ばせば届く高さですが、
そこは何度も注意をして、『ダメ』なものだと教えます。
雨が降っている日以外は、毎朝彼女をベランダへ出します。
隣の部屋のベランダなどには行けないようになっているので、
ひとりで出て、ひとりでちゃんと帰ってきます。
子供は基本ベランダ禁止なので、猫がひとりで探検できる大事な時間です。
そしてもうひとつ大切なのが、猫の寝床。
猫は【寝子】なので、たくさん寝るわけですが、
長男が2歳頃になった時、
それまで彼女の安全な寝床であった猫タワーに
ガシガシと昇りはじめました。
猫が安心して子供に邪魔されずに昼寝できる場所を確保する必要が出てきました。
猫は勝手な生き物ですが、かといってやはり、
人(主に私)のいる場所にいようとします。
彼女のために寝室を提供しても、
あえて私たちがいるリビングでウロウロして、
昼寝場所を探したりします。
なのでどうしてもリビングに、猫の寝床を作ろうと思いました。
そしていまはここが、子供がいようがいまいが、安心して眠れる場所です。
どこかと言うと、
高い棚の上です。
天井に近い高さなので、旦那ですら手を伸ばしてやっと届くかどうか、
という高さ。
子供には絶対に邪魔されずに昼寝できます。
猫がこの高さまで飛び移れるように、
隣にちょうどいい高さの棚を配置しました。
机から中くらいの高さの棚へ、その棚から、高い棚へ飛び乗ります。
そして今の課題は、
子供たちが猫を追いかけまわしたり、チョッカイを出したりすること。
私がしつこく怒るので、
叩いたり、毛を引っ張ったり、はさすがにしなくなりましたが、
まだ小さな動く生き物を面白がって追いかけます。
猫はチョッカイ出されるなんて大嫌いなので、たまに反撃しますが、
爪は出さないので反撃させています。
怒っていることを、子供がわかればいいな、と思って。
こういう風に目の前に尻尾が垂れていると、
そりゃ遊びたくもなりますよね。
次男がだんだんと大きくなれば、また猫への配慮もできるようになるでしょう。
いまは子供が優しく撫でても猫は怒るので、相当嫌いなようです。
以上、
【ハイテンションな犬】のような息子たちと
【お嬢様風】の気位の高い猫の
同居に関して
でした。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。