夫の…あのプレッシャーは私だって感じていた

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

とにかく良いタイトルの本だな~。

が、最初の印象でもあり、読後の印象でもありました。

 

本の内容は、気になったら読んでいただければと思うんですが、
主人公の苦しみ原因というか、背景のひとつに、

ある【社会的なプレッシャー】があると思いました。

そのプレッシャーは、私も感じていました。

ここ最近で、やっとそのプレッシャーから解放されました。

それはどういうプレッシャーかと言うと、

女は子供を産むものだ、

というプレッシャーです。

いまからやく8年前、
私は『子供が欲しい』と強く思い、いまに至ります。

でも私のその『子供が欲しい』という思いの中身は、
↓こんな感じだった気がします。

純粋に自分の子供が欲しい気持ち:70%
子供を産んでそのプレッシャーから解放されたい:15%
ヒマだから:15%

夫と結婚して、子供を作ろうと思ったタイミングで恵まれず、

実際に授かるまで半年ほどかかりました。

とはいえたかが半年なので、普通だと思いますが、

ふたりで神社にお参りにも行きました。

最近はさすがに、未婚既婚問わず

「子供は作らないの?」

と聞くことは

よほど親しい仲であってもなかなかありませんが、

言葉に出して聞かないまでも、

暗黙のプレッシャーを私は感じていました。

 

もちろん、生物である以上、

子孫を繁栄させることが至上命題ではあります。

しかし【人権】という概念を持ってしまった人間は、

種の繁栄以外に【自己実現】という命題も

同時に背負ってしまいました。

そして中には、【子孫繁栄】と【自己実現】が

相反することになってしまう人も

たくさん出てきたんですね。

いまから原始の生活スタイルへ戻ることはナンセンスなので、

これからも私たちは

生物本来の本能と、人間特有の【自己実現】という命題の狭間で

揺れ続けるんでしょう。

私自身反省したことがあります。

子供がいる友人に、

「ふたり目は考えていないの?」

と気軽に聞いていました。

子供を何人持つか、

それもプレッシャーになるので、

聞くべきではないと気づきました。

↑の本の主人公も、

あらゆる問題を抱えながら、

そのプレッシャーに潰されながら、

同じく傷だらけの【夫】と身を寄せ合って

人知れず生きていて、

そんなプレッシャーさえなければ、

彼女のような人たちも、

もう少し気楽だったんではなかろうかと、

思いました。

 

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