ああでもない、こうでもない、という試行錯誤が人を賢くする

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆき(@miyuki_thewm)です。

息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。

 

イギリスが、国民投票でEUからの離脱を決めました。

 

離脱に投票した人の中には、後悔している人も多く、投票やり直しを求める声もあるようです。

ですがおそらくやり直しはない、という見方が多いようです。

そうなるとイギリスはやはり、これから離脱の手順を少しずつ進めていくことになります。

今回の決断が正しかったのか間違っていたのか、それは立場によって見方は変わります。

 

しかしたとえ間違った決断だったとしても、

国民に間違いを犯す権利までを与えるのが民主主義国家だと、本で読んだことがあります。

 

子供を持った途端、急に自分は社会的弱者になったと感じました。

 

子供を預ける保育園が見つからなければ、仕事を辞めるしかないという

理解できない事態もそうですし、

エレベーターがないために使えない駅があるのも、そういうことです。

 

それまであまり人の助けを必要とした覚えがなかったのに、

「助けてほしい、手伝ってほしい」と人に頼まなければならない状況に、

当初はかなり抵抗がありました。

 

世の中のすべてのものやシステムのほとんどが成人男性用に作られていて、

健康な成人男性だけが健常者で、女子供やシニアを含むそれ以外の人は

弱者だという原理のもと、この社会は成り立っていると実感しました。

 

そしてそれまでの自分がずっと、【強者の理論】で生きていたことを知りました。

 

そして2015年の国勢調査で、全国の15歳未満の子供の割合が12.7%と過去最低となり、

調査開始以来初めて、全都道府県で高齢者の割合が子供を上回ったそうです。

 

「少子高齢化のいま、子供を生んで育てているんだからもっと優遇して」

という傲慢な気持ちはありません。

ただただ、もう少し子育てを楽しみたかった、これからも楽しみたい、そう感じます。

同時に子供を持ってみて初めて、自分がこの社会の一員であることも、

しみじみ実感しました。

それまで興味を持ったこともなかった政治や世界の動向に、興味が出ました。

それらのニュースに対する自分の意見も、水が染み出すように心に生まれました。

 

どう考えてもいまの日本で子供を生んで育てることは、罰ゲームのようにツライ。

 

たとえ不本意でもその状況を受け入れ耐え忍ぶ、

もしくはだましだましやり過ごす、

それらの方法も考えましたが、やっぱり私には無理でした。

 

困ったことを、困ったままにしない。

 

長年の友人が、私のことをそう表しました。

 

矛盾し始めた原理・原則の前で、

ああでもない、こうでもないと試行錯誤するから人間は進歩し、賢くなるのです。

一度決めた原理・原則に乗っかって、

ただ繰り返しているだけでは、人間はバカになるのです。

 

この言葉は、私が『この人の言うことは一生追いかけよう』と決めた人の言葉です。

ちなみに↓の本に出てきます。

 

受け入れて、流されて、何も言わずに耐えて、そしてバカになるのは、

私は嫌です。

 

そうだ、選挙に行こう。

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