4歳長男、迷子!~大人がみんな助けてくれるわけではないこと

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

4歳長男、先日、迷子になりました。

場所は木場公園。

土曜日の昼間なので、園内は家族連れがたくさん。

 

私&次男、パパ&長男に分かれて遊んでいました。

すると遠くから、夫が険しい顔をして小走りで来る。

その時点で、なんとなく状況を察しました。

だってそばに、長男の姿がありませんから。

 

「まずい、見当たらない。

けっこう探した。一緒に探してくれ」

 

私は次男を抱っこして、とりあえずはぐれたと言う場所へ走りました。

4歳児。

まだまだ子供とはいえ、4歳ともなれば、そこまでわからないわけじゃない。

しかもここまで人がたくさんいる公園。

私の焦り度はそこまでではなかったものの、

もしかして、という想像、そして不安な思いをしているかもしれない長男がかわいそうで、

早く見つけてあげたかったです。

 

すると、はぐれた場所へ私が行くと、ちょうどそこへ長男が。

しかしもう彼の顔は、いまにも泣きそうです。

 

心臓がドキドキ、バクバクしているのが、遠くから見てもわかる顔で、

オロオロと走っていました。

名前を呼ぶと、

 

「ぅ…ま、まよった…」

と細い声。

 

そこへ夫が来て、

 

ものすごい形相で怒り、頭をバチーンと叩きました。

 

「ひとりでいなくなったらダメだろうっっ!!!」

 

…とここで、4歳児、号泣。

 

しばしパパと息子の時間にして、事なきを得ました。

いちばん焦ったのは、彼らふたり。

 

おそらく時間にして、5分か、10分ほどでしょう。

どこで見失って、どこへ行ったのか、聞いてもいまいち要領を得ませんでした。

 

しかし帰り際になって落ち着いたのか、

公園のトイレに行くために私と長男のふたりで歩いていた時、

彼の足取りを聞き取ることができました。

 

背の高い草に隠れてパパの姿が見えなくなったこと。

見当違いの方角へ行ってしまったこと。

その日行っていない建物の中へ行って、「ママ」と何度か呼んだこと。

元の場所に戻っても、その時にはもうパパの姿はなく、また見当違いの方向へ走ったこと。

 

そして、私が驚いたのはここから。

その場にいた、公園の整備をしていた作業員の男性たちに、

「ママどこ?」と聞いたら、

「知らない」と言われ、それだけだったと。

 

私がもし、長男くらいの子に

「ママどこ?」と聞かれたら、

間違いなく、間違いなく、一緒に探します。

見つからなかったら、公園事務所なり、交番なりに相談に行きます。

 

でもそれは、私に子供がいるからなのだと、思い知りました。

だから長男には、しつこいくらいに教えました。

 

「次、迷子になったら、ほかのお友達のママに、こう言いなさい。

『ママがいないの、助けて』

お友達のママだよ、わかった?」

 

長男は、眉間にしわを寄せて、

「うん、わかった」

と言いました。

 

こういう大き目の公園では、親を探す子供は、けっこうよく目にします。

私は気になって目で追ってしまうのですが、大抵は時間がかかっても

自力で見つけています。

でも以前に何度か、公園やデパートなどで、迷子と一緒にママを探したことがあります。

IKEAとか行くと、よくいますね。

でもそれは、子供がいないとやはり、できないことなのだと、思いました。

私だって子供を持つ前は、どれくらいの子に、どんな聞き方をしたら

どれくらいの答えが返ってくるか知りませんでしたから。

 

我が子が不安な思い、ツライ思いをすると、自分の身が切られるようです。

こんなたった5分程度の迷子でも、感じます。

でもこんなことが、どんどん増えていくのが、子供が大きくなるってことなんだよな、とも

思いました。

子供自身がチャレンジして、挫折したり、していくわけでしょ?

その時私は、どう感じるんだろう。

 

迷子時の対応、子供にどうやって教えていますか?

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

コメント一覧
  1. 私も助けなかった大人の側になったことがあります。子供がオフィスの入っているレストラン街でキョロキョロしててまさか迷子とは思わず、声をかけたりしませんでした。
    その後男性の多分子供がいる方だと思うのですが、しゃがんで子供の目線の高さで聞いたんです。ママを探してるの?と。子どもはその瞬間から号泣し、泣き声を聞き付けて母親がかけてきました。見失っていたようです。
    私もその頃は子供がいませんでした。でもその時自分ができることなのに、思い付きもしなかったことが、すごく恥ずかしかったです。

    そうですね、子どもにママを探すときはお友達のいるママに聞くように、と伝えます!

    • とらさん、私だって、若いころに迷子かもしれない子を見過ごしたことはあります。
      でもホント、子供がいないと、まさか迷子だとは思わないんですよね。
      希望的観測というか、まぁ、大丈夫だろう、と思ってしまって。
      でも子供がいると、もう子供が困っている時点で助けずにはいられません。
      その子自身や、その子の親御さんの気持ちを思うと、おせっかいならすみません、くらいで積極的に行ってしまいます。。
      きっと人って、子供ができたり、病気をしたりして、まわりの助けを借りる機会に触れるうちに、自然と自分も助ける側に立つことができるようになるんでしょうね。
      そういう意味では若者は、まだまだ強者の理論しか知らないというか、若者はそれで良いんだと思いますが。

  2. 今朝は、いつもの時間に更新がなかったのでちょっと心配しちゃいました!

    子どもを持つ前の私は作業員の男性に近かったです。
    今回の記事でほんと、考え方とか感覚とかすっかり「子持ち」になったんだなーと思わされました。
    私も息子がもう少し大きくなったら、聞く相手を選ぶように教えたいです。

    • 匿名様、すみません…ちょっと更新に手間取ってしまい、時間が遅れてしまいましたっ
      私も、子供を持つ前は、私では子供が助けられない、と思っていました。
      なのでどうだろうな~、作業員の男性のように対応したのかな、やっぱり。
      聞く相手ってホント大事だな、と再認識しました。
      私もいまは、迷子いたらもう積極的に助けに行っちゃいますもん。

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