そこは個人主義で行こ 夫婦共同貯金に関して

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

ついこの前、都内某所の歩道橋というか橋のような道を歩いていたら、

下を通る道路で、ひとりの男性を見かけました。

彼は、車道に出てしまったカモ?アヒル?の家族を、

安全な場所へ誘導しようと奮闘していました。

親鳥と、ヒナが4羽ほど、ヨチヨチと親鳥の後をついて歩いていました。

車道は車がガンガン通っています。

カモに触れるわけにもいかず、安全な場所へ追い立てていました。

私はそれを、歩道橋の上からハラハラしながら見守りました。

「ここまでくれば大丈夫であろう」ところまで誘導して、

その男性は後ろを何度も振り返りながらその場を後にしました。

私も何度も振り返りながら、カモさんたちが道路に出ないか見守りながら、

その場を立ち去りました。

なんとも微笑ましいというか、良きものを見た気がしたのですが、

この時私の頭に浮かんでいたのは、

「そのカモ一家を発見したのが、男性ひとりでよかったな」

ということ。

少し有名な話なんですが、

数年前のある夜、アメリカのニューヨークで、

女性がひとり歩いていたところを暴漢に襲われ、刺殺されるという事件が起こりました。

当時アメリカでそのニュースが注目された理由は、

その女性は大きな叫び声をあげながら1時間にわたり逃げ続けていたため、

彼女の叫び声を聞いた人が50人以上いたこと。

なのに、誰も助けるどころか、通報すらしなかったこと。

ごく普通のニューヨーク市民が、尋常ではない悲鳴を聞いて、

警察に通報しなかった、という事実に、避難が殺到したそうです。

 

しかし、なぜその善良なニューヨーク市民が誰も通報しなかったかと言うと、

 

自分以外の誰かが通報すると思ったから。

 

例えば道を歩いていて誰かが倒れたとして、

目撃したのがあなたを含めて大勢いると、

誰も倒れた人を助けない、ということが起こります。

しかし、目撃したのが明らかに自分ひとりの場合、

ほとんどの人は助けに行きます。

 

人間は社会的な生き物なので、こういうことが起こるんですって。

なので緊急事態で、あなたが助けを必要としている場合には、

「誰か助けてください」と言うのではなく、

「そこのあなた、ブルーのTシャツのあなた、救急車を呼んでください」

と言うべきである、と聞きます。

 

カモの親子を助けた男性も同じで、

発見したのが大勢だったら、助けるのが遅れていたかもしれません。

 

ここまで書いてやっと本題なんですが、

「貯金は夫に毎月お金を渡して、貯めてもらってる」

「貯金口座は夫婦共有名義」

という人に、たまに出会います。

 

私はこれね、反対なんですよ。

↑のカモ親子の理論と同じで、

旦那さんにしても、妻にしても、自分個人のお金、口座ではないと、

当事者意識というか、責任感が、100%持てないと思うんですよね。

 

だから私はそういう場合いつも、

「たとえパートだろうが収入があるなら、個人名義の口座で、

あなた個人の貯金を作るべき」

と言っています。

 

自分の責任が100%ではないことに対して、どれだけ興味持てます?

面倒っちゃ面倒なんですが、

やっぱりお金はね、お金に対して真剣な人のところに集まる性質を持っています。

 

できる範囲で、最大限に、自分の貯金を殖やして、

子供らと余裕をもって暮らしたいです。

共働きのお財布事情は各家庭でそれぞれです。

我が家のように、それぞれ個人の口座で貯金、そして家計負担は項目ごとで割り振り、

というスタイルもあれば、

家族口座があってそこにそれぞれ生活費を振り込むスタイルもあります。

しかし、貯金口座は別で。これは、やっぱりマストだと、私は思います。

 

…なんて、カモ親子の一件で考えたのです。

 

 

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