おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
7歳と5歳の息子ふたりを育てています。
先日書いた、Bullet Journalに関する記事、
オンライン上でも、リアルな友人からもたくさんコメントいただきました。
こういう『◯◯術』的なものって、確かに魅力的ですよね。
今日はその補足です。
いまもあるのか、少し前に流行ったようなものなのか。
『夢を叶えるノート術』
のような、
アンビシャスな感じ、
もしくはキラキラした感じ、
そんな夢や目標を叶えるためのノート術とは、
このBullet Journalはちょっと違います。
おそらくそのような目的で使うことも可能ですが、
それはあくまでカスタマイズの域であって、
Bullet Journalの基礎は、
ただただ、日々の、月々の、年単位のタスクを
効率よくこなすための、
ごくごくシンプルな、人類共通の管理方法、
ただそれだけ、だと思います。
その上で、それぞれ個々がいかようにでもカスタマイズできます。
プライベートや仕事のタスクや予定、
スマホやペンでメモしない人のほうが珍しいはずです。
覚えていられると思っても忘れてしまうことはあって、
まして大人になればなるほど、
予定もタスクも数が増えて、
しかもそれらの重要度も、タイムスパンもバラバラ。
今日やるべきことなのか、
今年中くらいには済ませたいことなのか、
来週の約束なのか、
来月までひと月かかるタスクなのか。
そういう、人類共通の日々の暮らし、
それを効率よく管理する方法を、
たまたまこの人が考え出して、
みんなが使いやすいように、
基本の基本だけにシンプルに削り落とした形、
それがBullet Journalだと思います。
『あー・・・そういえば子供の靴下買わないとな~・・・』
ふとそう思った朝。
そこから靴下を買うまで、
おそらく脳の3%くらいのメモリが、
『靴下を買う』というタスクに使われてしまうんですよね。
それが煩わしくて早く靴下を買ってスッキリしたくなるんですが、
大人になるとそういうちょっとしたタスクが
生きているだけで毎日毎日ポロポロと降って湧いてくるものです。
そうやって我々は、本来使えるはずの100%のメモリを使えず、
60%くらいを使ってアタフタしているんです。
それを一度、ノートに書き出してしまえば、
余計な3%は使われずに済む、そういう話かなと、
やってみて特に思います。
すこぶる快調です。
予想外でしたが、毎朝ノートに向かうのが待ち遠しいくらい。
毎月1日、ノートに手書きで1~30日まで書く、
なんて考えられないと、やってらんねーと、
やる前は思ったんですよ。
しかしやってみると、
うーん・・・やっていない人に説明するのは難しいんですが、
全然苦じゃないです。
むしろ、気持ちがいいというか、ワクワクするというか、
ただ1~30、月火水木金土と繰り返し書くだけで、
タスクをひとつクリアしたようなすっきり感すらあります。
私はもともとノートとかいうタイプではないので、
シールを貼ったり文字をデコッたりなんて一切していませんし、
字も走り書きですが、それでもすごく良い効果を体感しています。
それはまるで、
朝一でウォーキングするような爽快感。
朝一でヨガをするような達成感。
『あー・・・今日も忙しいな~・・・
あれやって、これやって・・・
あー・・・』
となんとなく漠然と鬱々と一日が始まっていたような日でも、
すべきことが書き出されていて、
しかもそれを手書きするだけで、
こんなにも頭がスッキリするなんて。
こんなにもラクに感じるなんて。
ついパソコンやスマホでやりたくなるものですが、
『手書き』というところに大いに意味があるのは、
やってみないとわからない、かもしれません。
『ここへ来ての手書き?』感はありますがね、
少し前の、子供が小さかった頃、平日ワンオペだった頃、
山積みの些事に埋もれてもがき苦しんでいた間に1日、1週間が目の前を通り過ぎていたあの頃、
あの頃に出会いたかった。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。