私たちの世代が親から教えてほしかったことと、今の子供達のこと。

 

おはようございます。みゆき(@miyuki_thewm)です。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

ふと、よそのお宅の『子育て』を垣間見るとき、ありませんか?

私の場合だと一緒にキャンプへ行ったときなど、でしょうか。

 

普段公園で会うくらいではわからない、

ちょっとした『子育て』のいち場面。

 

意外にみんな、自分の子育て以外を

ちゃんと観察したことってないと思います。

 

例えばなんだろう・・・

 

子供とのご飯風景ひとつとっても、

意外に、

 

『えっ?そこ、そうやるの?』

 

と思う瞬間があるものです。

 

私ならその場面、

 

「抱っこ」

 

って言われても抱っこしなかったな、とか、

 

私なら

 

「自分でやりなさい。」

 

って言ってたな、とか、

 

私なら手を出さないで見守ってたな、とか、

 

いろいろな場面であると思うんですよね。

 

私の知っている子育てのほとんどはおそらく、

私が育てられた環境から派生した形。

 

つまりやっぱり、母が私をどう育てたか、

義母が夫をどう育てたか、

というところが結構左右するんだろうなとね。

 

『時代』に合わせて変わる部分と、

普遍的に変わらない部分と、あるんだろうなと、

ふとよそのご家庭を見ていて思いました。

 

 

友人と話していて、私と同じことを言ったので、

今日はそのことを考えてみました。

 

友人はこう言いました。

 

「すごく親には良くしてもらったし感謝してるけど、

どんな選択肢があるのか、それをもっと教えてほしかったな。」

 

 

高校卒業間際だったと私は記憶しているんですが、

私は両親に、将来やってみたい仕事像について話したんですよ。

 

そうしたら両親は、

 

「そんな仕事・・・できるんかね・・・?」

 

それで、オシマイ。

 

 

親に聞いてもわからないことなんだと、当時は思いました。

 

結果私は巡り巡って、広告代理店で働き、

当時描いていたような仕事をするに至ったのですが、

 

世の中にはどんな職業があって、

そこに至るためには何をしなければいけないのか、

どんな道があるのか、

特別な教育や資格は必要なのか、

そういう情報をね、私は欲しかったんですよ。

 

でも私が育った時代には、

『情報』はすごく限られた入手経路しかなく、

親→子供へ教えるべきことは、

 

『仕事があるだけありがたい』

『世の中そんなに甘いもんじゃない』

 

こんな感じの教訓的なもの、

というイメージだったんだろうと、思います。

 

 

『情報や選択肢を教えてほしかった。』

そう思っている私たち世代が

次世代の子供たちを育てるとき、

自分が親から教えてほしかった情報や選択肢を

自分の子供たちに教えよう、

そう思っている人は多いと思うし、わたしも実際思っています。

 

でもきっと、次世代が求めることは次世代にしかわからないのかも、

とも思っています。

 

例えば10年後、

長男が17歳になったとき、

情報や選択肢はもはや、

自分でパソコンで調べれば一発でわかるんじゃないか。

 

もしかしたら回り回って、

 

『仕事があるだけありがたい』

『世の中そんなに甘いもんじゃない』

 

そっちの教訓のほうが彼らにはありがたかったり?

(それはないか・・・)

 

自分が親から教えてほしかったことを

今の子供達に教えたところで、

それが最善なのかと言われたらわからない、

それが『時代』というものだと思うんですよね。

 

時代、世代間のギャップはどうしたって越えられない点があり、

越える必要すらないというか、

彼らが求めることは、彼らにしかわからないのではないかと、

迸る命を見ていて思ったわけです。

 

だから私はどうするかと言うと、

 

今までと同じように、

彼らを観察し、彼らが何を求めているか、

それを聞き、彼らが欲しいものを与えようかなと、

そう思っています。

 

それが教訓なのか、情報なのか、コネクションとか、

教育なのか、海外経験なのか、

でもきっと、今の私には思いつかないようなことを

彼らは求めるんじゃないかなと、

そしてそれが私の価値観には合わなくても、

そういうもんなんだよなと、そう思うわけですよ。

 

ワンオブ・とりとめもない話。

 

 

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