おはようございます。みゆきです。
７歳と５歳の息子ふたりを育てています。
長男の発達や成長は、いつだって私にとって初めて。
５歳がどの程度かは、長男のときの経験がベースにあり、
その上で次男の、長男とは違うところが見えたりしますが、
７歳がどの程度なのか、細かいところはいつも、
『実際の７歳』が見せてくれるのが初。
だんだんと人間ぽくなってきていると、
最近すごく感じます。
人間というか、大人というのか。
例えば先日、家族でキャンプに行ったのですが、
車中で次男が恐れていたことを言ったんですよ。
「おしっこ・・・」
エ、マジデ！？ここで？ちゃんとトイレ行ったのに。
高速道路なので停まることもできず、
汚い話で恐縮ですが、
携帯トイレの出番。
私が助手席から体を伸ばし事なきを得ましたが、
それに対する長男の反応が興味深かったです。
「ウエ・・・オエッ・・・」
そう言い、目と鼻を覆い、
見ないようにしたんです。
少し前なら、面白がりこそすれ、ここまで反射的に避けなかったのに。
おしっこやうんち、そういうシモ系が『汚い』ということを、
大人や周囲の反応を見て身につけたということですよね。
おしっこやうんちに対して、普通の人がどういう反応を取るのが
『普通』であるのか、彼が学んだのだと初めて知りました。
へぇぇぇ・・・と興味深かったこと。
そしてもうひとつの会話。
平日の朝、まず最初に長男が起きて、
続いて私が起きました。
『洗濯溜まってるな・・・
でも昨日見た天気予報では雨って言ってたな・・・
じゃあ洗濯はできないかな・・・』
そう思った私は、アレクサに天気を聞きました。
それを横で長男も一緒に聞いていました。
「アレクサ、今日の天気は？」
「◯◯のいまの天気は快晴で、
今日の予報は曇り時々雨です。
只今の気温は・・・」
「は？快晴？」
と窓の外を見ると確かに雲がすごく少ない晴れ。
「なんだ。
雨？これから？」
すると長男。
「カイセイってなに？」
「これから曇り時々雨？」
「カイセイってなに？」
「あ、すっごい晴れってこと。」
『曇り時々雨』が今日の天気予報であるということ。
でも窓の外を見ると雲ひとつ無い青空であること。
快晴とは『すっごい晴れ』だということ。
その要素を受けて彼は瞬間的に、
クスッ・・・
と笑ったんですよ。
一緒にクスッと笑いながら、
すっごい育ったな、と思いました。
この、状況がすべてわかった上で、
その辻褄が合わない様をクスッと笑うって、
すごく人間ぽいと思いません？
まだこの芸当は５歳にはできません。
すごい。
７歳の脳が、日に日に発達しているんだなと、生命の神秘というか、
『育つ』って面白い。
かと思うともちろん、まだまだ７歳。
学校のノートが「無い！」と癇癪を起こし、
ランドセルを開けて「無い！」と怒鳴り、
「無い無い無い！」とイライラ涙をにじませ、
お絵かき帳などの場所を乱暴に散らかし、
「無い無い無い！」とお殿様がお怒り遊ばせました。
『あーめんどくせー・・・』
と思って少し放っておいたら、
夫が殿をお助け申し上げました。
「ホラ、一緒にやろう。
こうしてこうして入れれば、ホラきれいに入った。」
お絵かき帳を一緒にきれいに入れ直し、
その間私は再度長男のランドセルを開けてノートを見つけ、
「あったよー」
「ホラ、あったってよ。」
それを受けて殿は
スン・・・と大人しくなられました。
１日に１回くらいでしょうか。
私や夫に何かを確認するように体を擦り寄せてきて、
甘える仕草というか。
チェックインというか。
すぐに気が済んだように離れていって、
また人間ぽい仕草。
いや～・・・めんどうだけど面白い。
そして尊い。
汚れのない魂をお預かりしているのですよね。
大切にしなきゃ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。
