みんなもっと頻繁に旅へ行くべき理由。

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

キャンプへ行きました。

またしてもサイコーでした。

ホント、言葉で説明するのは難しい『何か』が

補充されたような気持になります。

 

今日はその理由を説明してみたいなと。

 

話変わるようですが、

たまたま次男と、髪型の話をしていました。

5歳次男、なかなか髪を切らせてくれません。

 

じゃあいまどうしているかというと、

彼がご飯を食べているときに

チョコチョコと髪をつまんで、

小さなハサミでザクッザクッと切っています。

 

そうつまり、それで済む髪質。

太く硬い髪質の長男と違い、

細くて水分が多く、つやつやで茶色い髪。

このまま行けばホトチャン?

 

だからザクザク切ってもごまかせるし、

細くて毛量が少ないので大丈夫なのです。

 

長男の髪質は完全に私の血で、

私も硬く太く髪の量が多い。

剛毛と付き合って早43年。

生まれたてでボーボーだったとか。

 

そんな私にしたら、次男の髪は羨ましくて仕方ありません。

私がずっとずーっと求めても得られなかった髪。

洗いざらしで風になびく、柔らかくてツヤツヤで、

どんな髪型にしてもキマル。

そう思っていました。

 

「次男クンは、どんな髪型にしたい?」

 

そう聞くと次男はこう答えました。

 

「入間くんみたいに、立たせたい。」

 

 

私としてはこの答えは想像もしていなくて、

もう少し前髪は長くとか短くとか、

そういうことだと思っていたら、

 

立たせたいと。

 

 

小さいころ次男のような髪だった夫が、

次男にこう声を掛けました。

 

「多分中学生くらいになればもっと髪が太くなるし、

ワックスつければちゃんと立てられるよ。

大丈夫だよ。」

 

いやいや人とは。

とにもかくにも、誰しもが、

無いものねだりというか、

『持っていないもの』に心惹かれるものなのだよなと、改めて。

 

お金がなければそのことばかり気になり、

学力がなければそればかり、

髪が立たなければ立たせたくなり、

髪が立ってしまうなら寝かせたくなる。

 

そういうメカニズムです。

でも本来は、『あるもの』に心を向けたほうが、

心は平穏で幸福感は高くなります。

しかしなかなか本能には抗えません。

 

そこで、旅です。

 

『無いものに心が引っ張られる』という本能に対抗し、

『あるもの』に心を向けるために必要なものは、

 

比較対象です。

 

 

『あるもの』=『日常』は、

あまりにずっと近くにあるためによく見えないだけです。

でも、あら不思議。

横に比較対象を置けばそれが見えるようになるというのも

また人の本能です。

 

そこで、『日常』との比較対象としての『非日常』。

 

遠くへ行く必要はなくて、

ただとにかく『日常』ではない環境へ物理的に身を置くだけで、

急に『日常』が鮮明に見えてくるものです。

 

ビジネスの先行きが見えず、

不安やジレンマで『先行き』に心が引っ張られがちな時、

ふと『非日常』へ身を置けば、

自分がいかに恵まれているか、

いかに幸運であるか、

どれほどに子供たちが尊くかわいい存在であるか、

家族がいかに笑顔に包まれているか。

 

そんな『あるもの』が急に浮かび上がってくるものです。

 

だから旅は『自分探し』なんて言われるんでしょう。

 

自分は当然そこにあり、いるわけで、

ただただ比較対象がなくて見えないだけなので、

それを見えるようにするという、

実は単純な話。

 

 

薄暗くなってきたころ、

長男が焼いてくれる肉を食べながら、

カップでワインを飲み、

ふと皿を置いて椅子の背もたれにほろ酔いの頭を預け、

空を見上げる。

 

感動的な星空なんて見えなくても、

『私ってなんてちっぽけなんだ』と思えるほどの大海原を前にしていなくても、

肉体の限界に挑戦しながら登山していなくても、

それで十分私は『日常』を慈しむ時を持つことができます。

 

昨今は旅もしにくいですが、

対策をとりながらの近場でも、これは十分叶えられます。

 

どこ行く?

 

 

 

 

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