「ルールは守るためにあるんだよ!」と長男が言った。

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と6歳の息子ふたりを育てています。

 

長男3年生。

だんだんと、どんどんと、人間ぽくなってきました。

 

テレビのせいか、タブレットのせいか、

やっぱり遺伝なのか。

長男の視力がみるみる落ちて、

とうとうメガネデビューさせました。

授業中だけですが、メガネをかけると途端に大人びて見えます。

 

 

驚くようなスピードで漢字を覚え、

気づいたら分数や割り算を習っています。

小学生のスピードは早いです。

 

 

そして学校と言えば、そう、校則。

私も夫も比較的不真面目なタイプなので、

親のほうが校則にいつも文句を言っていますが、

そういう時決まって長男は、

学校の側に立ちます。

 

「勘違いしちゃいかんよ。

ルールは守るためにあるんじゃないんだよ。

みんなができるだけ快適に暮らすためにルールを守るんだよ。

ルールを守ることが目的じゃないんだよ。」

 

「そうだよ!

目的を間違えちゃダメだよ。」

 

長男「違うもん!

ルールは守るためにあるんだよ!

校長先生が言ってたもん。

ルールを守りましょう、って言ってたもん!

校長先生がいちばんえらいんだよ!」

 

 

私は教育に関しては素人なのでわかっていない部分もたくさんあると思うんですが、

『目的はルールを守ることではなく、みんなが快適に暮らすこと』って、

子供でも教えればちゃんと理解できると思うんですけどね~。

そんなことないのかな~・・・

 

『ルールは守るもの』

とまずは教え込んでしまうほうがいいものなんでしょうか。

 

私は小さい時長男そっくりなタイプで、

ルールを守らない友達を注意しちゃったりする子でした。

でもそのうち、ルールや校則を守らない子たちが

ちゃんと正されるわけでも、

怒られるわけでもないという現実を知り、

ちょっと混乱しました。

 

『じゃあルールってなんのためにあるのさ』

って思っていた時期がしばらくあった気がします。

 

 

高校生になって、校則がほぼ無い学校へ行ってやっと、

『みんなが快適に暮らすためのルール』なのかなと

ぼんやり見えた気がしました。

 

 

社会人になったら、

ルールを守ることなんかより、

それこそルールの目的を問うことで仕組みが見えたり、

形骸化したルールを更新することが仕事だったりして。

 

 

うちの子たちの通う学校は、

そこまで時代遅れな学校でもなく、

柔軟に更新されているなと思う点もあるし、

今特に批判したいわけではないのですが、

長男のこの発言が少し気になっただけです。

 

 

あとは予想通りというか、

もう親の言うことよりも学校や先生や友達の言うことを聞くようになる時期だなとも。

 

私だってそうでした。

 

小学校中学年、高学年頃から、

親の言葉そのものはあまり耳に入らなくなりましたよね。

それよりも、友達や先生の言うことを信じ、

友達が先生の言葉に傷つき、

友達や先生の言葉がいちばん嬉しかった。

 

かと言って、親の言っていたことを全く聞いていないわけではなくて、

そういうのはむしろ大人になってから

『そういえばあんなこと言ってたっけ・・・』

と思い出すようになりました。

 

 

きっと長男も次男も、同じなんだろうな、

と思いながら、

何度も何度も言いました。

 

「ルールを守ることが目的じゃないよ。

ルールの目的を考えることが大事だよ。」

 

 

 

#子育て

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