子供を犯罪から守るには「知らない人には…」では不十分

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と4歳の息子ふたりを育てています。

 

子供が被害者になる犯罪のニュースを見ると、

もう心臓がドキドキします。

親御さんが〇歳まで頑張って頑張って育てたこと、

幼く、か弱い命であること、

いろんな思いがグルグルして、胸が苦しくなります。

 

ニュースになるような事件は女児が被害者になることが多いと思うのですが、

男児だって『弱い』ことには変わりなく、

実際一定年齢までは男児も女児も同等に被害に遭うというのも見て、

防犯に気を使いたいと思っています。

 

たまに電車に乗って通学している小学生の子などを見ると、

 

『私がこの子を本気で連れ去ろうと思ったらできるな。』

 

と思います。

 

言葉巧みに騙すことも、

人気のない場所まであとをつけてヒョイッと担いで連れて行くことも、

容易にできると想像すると、

すごくすごく怖くなります。

この絵本は、少し前に買って子供と読んでいます。

子供が「これ読んで」と持ってくることもあります。

読むと必ず、『何が危ないのか。』

という話になります。

 

 

 

でも、大人が本気で狙ったら、

子供がそれを避けることなんてもう『運』次第だと思います。

だからできることはしておきたいなと思って読んだこの本。

 

人に気を付けるのではなく場所に気を付けることで

子供を犯罪から守ろうという主旨です。

 

言われてみれば確かに。

 

小学生の長男と道を歩いていると、

子供はよく勝手にひとりで走り出したりしますよね。

そうすると、

 

「この角は危ないからちゃんと止まって見てから渡りなさい。」

 

と何度も何度も教えますよね。

 

「こういうところは危ない。

向こうからも見えないでしょ?」って。

 

同じように、

『こういう場所は危ない』

そう子供に教えていくことで、

『危ない人』を避けるのではなく、

『危ない場所』を避けることを教えるほうが

子供を守れるということです。

 

長男は確かに、小学校入学時に防犯ブザーをもらっていますが、

こういうものが果たして機能するのか疑問ですし、

 

防犯ブザーを鳴らす時点で犯罪に巻き込まれているわけで、

巻き込まれないように防犯するほうが先ですよね。

防犯ブザーを鳴らしたほうが危険な場合もあって、

それを子供が判断するなんて無理です。

 

犯罪心理や防犯の専門家である著者の方が何度も書いている、

『入りやすく見えにくい場所』

それを見極める肌感覚のようなもの、

子供の中に養っていけたらいいなと。

 

同じ公園でも、たとえ駅前の人通りが多い場所でも、

誰でも通り抜けられるフェンスのない公園で

実際に子供が連れ去られた事件があり、

 

同じ立地でもフェンスがあれば、

『入りにくい』場所になり犯罪を行おうとは思わなくなるとか。

 

何度もそんな話をすることで、

『なんかここコワイ』

と子供が感じられればいいな、なんて。

 

あとやはり、公園であれスーパーであれショッピングモールであれ、

公衆トイレに子供をひとりで行かせることはとても危険だと書かれています。

 

実際トイレ前で連れ去られた小学校6年生の女児もいました。

小学校6年生って、結構賢いですし大きいですし、

それでも連れていかれてしまうなら、それより小さければひとたまりもないです。

男児も然り。

 

夫がどれだけ渋っても、

長男のトイレにはついて行ってもらいたいですし、

夫がいないなら男性トイレの前で声をかけ続けます。

4歳なら夫がいなければ女性トイレに連れて行きます。

 

あと、私のような親がほかの子供を見守ることが、

最終的に自分の子を守ることにもなると書かれていますので、

そこは引き続きやっていきたいなと思っています。

 

親子連れの多い場所へ行くといつも、

迷子がいないか、困っている子供がいないかと目を光らせています。

そんな親の目を感じると、そんな場所で犯罪を起こそうとは思わなくなるとか。

スーパーの駐輪場で、自転車の後部座席に座って

ひとりで待っている様子の4歳ころの女の子を見つけた時は、

もう、こっちがオロオロ慌てました。

 

ど、ど、どうしよう!!!

って。

 

怪しまれてもいいと思いしばし駐輪場に佇んで、ウロウロして、

キョロキョロして、お母さんらしき人が戻ったのを見届けました。

 

家に帰って夫に、

「あなたなら次男をひとり置いていくか?」「長男なら?」と話し、

配偶者と頻繁に話し合うことも大事だなと。

もう子供が被害になる犯罪は、本当にもう、本当に嫌です。

 

 

 

防犯と私(女性の防犯哲学)

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