
おはようございます。みゆきです。
11歳と9歳の息子ふたりを育てています。
暑くなってきました。
日中はもはや、用がない限りあまり
外へ出ないようにしています。
(暑いの苦手)
なので、1日おきのジョギングは、
早起きしてAM5:40ころ家を出ます。
その時間だと、まだギリギリ運動できます。
それでも汗だくだけども。
その時間でも夏は既に外は明るいですが、
さすがにマンション内で人に会うことはありません。
出勤が早い人などもいるでしょうけど、
人に会うことは滅多にありません。
その日も私はいつものように、
1階のゴミ捨て場に捨てるごみを持って、
12階のエレベーター前でアキレス腱を延ばして、
エレベーターに乗って1階へ。
エレベーターのドアは上側にガラスがついていて、
少し外が見えるタイプです。
1階まで降りるとそのガラスから1階のエレベーターホールが見えて、
あれ?
なんか床に落ちてる?
黒いものがチラリと見えて、
そしてすぐにエレベーターのドアが開いて・・・
うおおおお!!!
ひ、人が倒れているっっ!!!
ガラスからチラリと見えていたのは、
倒れている男性のかぶっているキャップのつばでした。
40代中盤~後半くらいの男性。
仰向けに倒れていて、
足元に鍵が落ちています。
え・え・えらいこっちゃ!!!
急いでヘッドフォンで聞いていたオーディオブックを止め、
ゴミを横へ置いて、
おじさんの肩を軽く叩いて声をかけました。
「大丈夫ですか!?大丈夫ですか!?」
倒れている人なんて
初めて出くわしたのでよくわかりませんが、
それはまるで、
寝ていたのを起こされた人。
「ふあ・・・だ、だいじょうぶれす・・・」
そして、
さ、酒臭い・・・
「ね、ねてただけですか・・・?」
「ふぁ、ふぁい・・・」
ならよかった。
ふあ~びっくりした。
「ここ、エレベータホールだから、
おうち帰ったほうがいいですよ。」
「ふぁい・・・」
男性は起き上がり、
エレベーターホールの石の床に正座する形で座って、
私が拾った彼の鍵を受け取り、
まだ目はつぶったまま、うなだれていました。
でもまあ、見るからに酔っぱらって寝ちゃったという感じだったので、
そのまま彼を置いてジョギングへ。
あー、びっくりした。
あ、でも、立ち上がらせてエレベーターに乗せてあげるべきだったかな。
大丈夫かな。
と、小一時間して帰ってきたらもうエレベーターホールにはいなかったので、
大丈夫だったのでしょう。
想像するに、
夜中、朝型に酔って帰ってきた彼。
エレベーターに乗る前に鍵を落としたんでしょう。
そして拾おうとしてヨタヨタ座り込んで、
そのまま寝転がっちゃったのかな。
エレベーターホールは冷房が入っているので涼しくて気持ちいいし、
そうなのよね。
マンションて、
帰ってきてオートロックを開けて、
そこからがまだ遠いよね。
もうすぐ戸建てへ引っ越しを予定していると、
そういうところが突然気になってくるのが不思議です。
オートロックの鍵を開けてエレベーターホールに入って、
エレベーターが1階にいなければエレベーターを待って、
そして乗って、うちの場合だと12階までウイーンと上がって、
そしてやっと、我が家の玄関。
遠い、遠すぎる。
でもその遠さこそが、
地面と住まいを隔てるセキュリティであり、
理にかなっているのです。
人取りの多い道路に面している我が家であれば、
この隔たりが不可欠です。
でもやっぱり、遠い!!!
何事も、裏を返せば良い面であり、悪い面でもあり、
そういうもんよね。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。