おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
5歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。
『ふるさと納税』絶対やったほうがいいです。
私は口を酸っぱくして何度も言っていますが、
それでもやっていない人が大半です。
そんな偉そうなことを言っている私も、実は最初に『ふるさと納税』をしたのは、
2015年でした。
以来、夫も含めて毎年欠かさず寄付をして、返礼品をいただいています。
今日はその、仕組みの話。
2015年当時、確か会社の後ろに座るオジサンふたりが、
『ふるさと納税』について熱く語り合っているのを耳に挟んだことがきっかけでした。
どうも、ものすごく『お得なこと』らしい。
それは当時の私にもわかったんですが、どうしてもピンと来なかったのがココ。
実質負担2,000円
実質?
実質って、どういうこと???
控除?
もう言葉が難しくてわからん!
と思いました。
いま思うと、私がピンと来なかったことの最大の理由は、
納税のタイミングを理解していなかったから。
毎月の給与明細を見ると、毎月結構な金額の『所得税』
そして『住民税』という名前の税金が給料から引かれていました。
どうやらそのふたつの種類の税金を支払っているようだ、ということはわかったものの、
他にわかっていたことはこれくらい。
納税は国民の義務であること
所得税⇒国? 住民税⇒都や県、市や区などの自治体?
いまでもたま~に会員の方からもご質問をいただくのですが、
とても大事な点。
所得税と住民税では、納税のタイミングが異なります。
私がこれを知ったのは、それこそ2015年。
『ふるさと納税』のことを夫に相談したときに、
教えてもらいました。
※これは会社員の場合の話です。
所得税:
今年(2019年)に得た所得分の所得税は、
2019年の毎月の所得から、月々差し引かれます。
所得を得ながら、同時に納税しています。
所得税は本来、1年間の所得に対してかけられる税金ですが、
会社員の場合、月々の給与からほぼ年収が出てしまうため、
所得を得るのと、払うのを同時進行しています。
それでも出てしまう、1年分の正確な税額との差を調整するのが、
年末調整というやつです。
住民税:
会社員の場合、会社で毎月の給与から支払っている人も多いと思います。
私もそうしていました。
それを『特別徴収』と呼ぶのですが、
会社員であっても、自分で納付書で郵便局やコンビニで支払うこともできます。
所得税と違い住民税は、
今(2019年)払っている分は、去年(2018年)の所得分です。
しかも、半年遅れで。
・・・この辺りから私は聞いていて頭がこんがらがってきたんですが、
2018年1月~12月の1年分の所得に対して、
住民税が〇円です。
という計算が終わり、1年分の税額が通知されるのが、
2019年5月ころ。
元々会社経由で納税している人は、
会社から通知書を受け取るはずです。
(産休~育休中は自分で支払ったはず。)
翌月の2019年6月から、2018年分の住民税を月々支払っていくことになります。
あー、ややこしい。
つまり、
いま、今年、2019年に寄付した『ふるさと納税』は、
『(寄付した額)-2,000円』
が、
2020年6月~2021年5月に支払う住民税から、
引かれることになります。
これが、『実質負担2,000円』の仕組みです。
私自身も会社員時代が長かったので思うのですが、
納税や保険料の支払いを会社にやってもらえるのはすごくラクチンだけども、
それは同時に、
税金や保険の仕組みを理解しようとするきっかけがない
ということでもあるんだな、と思います。
え?
私が知らな過ぎただけだって?
それもそうなんですよね~・・・ホント、なーんにも、なーんにも知らずに、
「いっぱい稼げばいいんでしょ?」
なんつって、ノホホンとしておりました。
いっぱい稼いでもいなかったし、何にどれだけ払っているのかも知りませんでした。
その後、税金の面白さ、確定申告の興奮を知り、学び、
『ふるさと納税』の仕組みも腹落ちしました。
何度も書きますが、国がやることはスケールが違います。
ポイント〇%とか考えるなら、『ふるさと納税』のほうがよほどガツン!とお得です。
そして寄付をしたら、申告もお忘れなく。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。