気づいてあげられてよかった。

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

先日から書いている、『子育てはお手伝い』案件。

 

次男(5)の話。

 

これも先日書いたのですが、

家族で科学技術館へ行った時のこと。

 

科学技術館は1階~5階までいろいろな体験型プログラムがあります。

下から回った私たち。

最後の5階へ行くと、

 

これは…子供好きに決まってるじゃん・・・

 

というピタゴラスイッチ的装置。

 

部屋いっぱいに巨大な装置があり、

持ち上げられないであろう直系30cmくらいの金属の球体が、

装置の中をグルグルと回る仕掛け。

 

直接触れずに球を動かす仕組み、

そのひとつひとつの仕掛けがおもしろく、

ごっついレバーやハンドルを回すと

その球体がゴロゴロと運ばれていきます。

装置それぞれも、まるで重機みたいな重みのある仕様で、

いじりがいのある大きなおもちゃ。

 

小学生くらいの子供たちが取り付かれたように部屋中を走り回って

その装置に取り組んでいました。

ゴインゴインお互いにぶつかるけど

そんなの目に入らないくらい装置に釘付けでした。

 

巨大な装置なので、ひとつの仕掛けで途中まで球が運ばれ、

次の仕掛けで待ち伏せしていると球が来くるようになっています。

みんな先回りして球を待ち、装置を操作して楽しんでいました。

 

 

なるほど~!

 

大人が見ても見とれるような仕組みでした。

しばし見とれて装置の回りをぐるぐる回りながら息子たちを見守っていると、

 

・・・あれ???

次男くん・・・???

そこでなにしてるの?

 

部屋の片隅で壁に寄りかかって地面を見ている様子の次男。

 

「どうしたの・・・?

ピタゴラやらないの???」

 

覗き込むと悔しそうな顔で泣きそうな次男。

 

『もしかして、やりたいけど次にどこで待っていたらいいかわからない???

確かに5歳にはちと難しいか。』

 

そう思ったので、次男が装置をいじれるように先導。

 

「次はここで待ってれば来るよ。」

 

 

『夢中』を絵に描いたような顔をして、

その装置のことだけしか考えられない時間。

装置のこと以外眼中に入りません!

という状態の他の子たちと同じモードに

ようやく次男も入れた模様。

装置の使い方は説明せず、とにかく順番待ちの場所だけ教えてあげました。

もうあとは見様見真似です。

 

 

多分ですが次男は、

からくりとか仕組みとか、そういうのが好きだと私は思っていて、

だからあの時、

何も言わずに悔しそうに立ち尽くしていた時に

ちゃんとそこに私がいて、

そして気づいてあげられてよかったなと、

夢中で装置をいじくりまわす彼を見て思ったんです。

 

お世話をしてあげることが大半を占めがちだった子育ての初期を終えて、

観察とちょっとした合いの手みたいなサポートが大事な

そんな時期なのかなー、なんて。

 

そしてこれも『個性』なのか、

長男はサポートが欲しい時そのまま私や夫に「やって」と言いに来るのですが、

次男はこういう形で悔しがり、後から「やりたかった」と言うタイプ。

 

気づいてあげられなかったこともたくさんあっただろうな。

 

 

それにしてもこの装置、

年長さん~小学生低学年~中学年くらいなら多分

みんな食いつくはずです。

大人も面白いけど子供も面白いはず。

ぜひ行ってみて。

 

 

 

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