おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
息子ふたりを育てながら、フリーランスで働いております。
昨年まで会社員をしていまして、
今の仕事は、主にワーキングマザーの方々からお金のご相談を承るFPと、
あと子供服のオンラインショップもやっております。
お金のご相談でこういうのも、意外に多いんです。
夫がお金の話を真剣に聞いてくれない。
『聞いてくれない』にもいろいろあり、それぞれ状況は異なると思うのです。
旦那さんも、
細かいお金の話をするのは『下品』という感覚を持っていたり、
自分の収入や貯金のことを責められているように感じる人がいたり、
『なんとかなるでしょ』と、とにかく楽観的だったり、
いろんなタイプがいると思います。
どうしたらこんな配偶者に、
しっかりとお金のことを真剣に考えてもらえるのか。
これがまた実は、すご~く難しいわけですよ。
私にお金のご相談をわざわざしてくださる方というのは、
そもそも
『お金のことちゃんとやらなきゃ』
↓
『お金に関する情報が欲しい』
と自分から情報と知識を求めているわけです。
そういう方には、そのまま求めている情報をわかりやすくお伝えさえすればいいのです。
しかしですね、
別に今、紅茶が欲しいと言っていない人に、
「紅茶美味しいよ?飲みなさいよ。」
と言ったところで、
「紅茶?いや、いらないし。」
ということなんです。
しかし、紅茶なら別にいいんですがね、
一緒に家計を回している大人としては、
相手の『お金レベル』が
自分の子供の教育やら、
自分の将来の生活やらに
大きく影響を及ぼすとなったら、
そんな悠長なことを言っていられない、
というのは納得できます。
「私、知らないからね。勝手にすれば。」
と言えればいいですが、そういうわけにもいきませんから。
じゃあ、どうしたらいいのか。
おそらく最も有効だと思われる方法は・・・
まず、それぞれの収入のバランスに合わせて、
毎月の家計負担を分担した上で、
もしくは、
家計をひとつにまとめて、
夫婦ふたりとも同額のお小遣い制にした上で、
つまりお互いの条件を同じにした上で、
ご自身が『お金レベル』を上げて、
あれよあれよという間に貯金を増やし、
その貯金額を、
ボソッ
と呟くこと、
だと思うのです。
「あ、500万貯まった・・・」
なんて。
もしくは相手が酔って無防備な時などに、
「私もうすぐ〇百万貯まりそうだけど、そっちはどお?」
なんて聞いたり。
一般的な夫(つまり男性)の場合、
これを聞いて、
『じゃあ貯金はもう任せて、俺は好きにお金使っちゃお~!』
の方向には行かない、ことが多いと思うのです。
大抵の人はこうなると、
『なんで?どうやって?』
と不思議に思う、はずなのです。
そこまでくれば、こっちのもんです。
『お金に関する情報が欲しい』
という状態まで持ってくることができたわけです。
夫婦の収入差がどうであれ、
本来私は、すべての大人が、それなりのレベルの『お金リテラシー』を持つべきだと思っています。
今の貨幣社会で、低いリテラシーで暮らすのは、
『木の棒と布の服』で
モンスターがたくさん出没するエリアに足を踏み入れるようなものだと思います。
お金というツールの根本的な性質のこと、
社会の仕組みのこと、
税制や投資の基礎的なこと、
そのあたりを学んで、少し『合理的』に暮らせば、
本来はお金が貯まるはずです。
人の考えや言動を『変える』ことはとても難しいのですが、
でも変えてもらわないとどうしても支障がある場合、
やはりいかにして本人に、
『変えなきゃ』と思わせるか、なのだと思います。
こんなことを言う私自身が、
昔そういう状態だったので、
だからこそわかる部分も、あると思うのです。
ずっと『貯金体質』で来た夫の貯金額にビビリ、
『なんで?』
と思ってしまえばあとは早いんです。
「ホントに?それをやればホントに効果あるの?」
が次に来るんですが、
その実例が語っている時点で、
その疑念はなくなります。
あとは実践あるのみです。
思ったよりも楽しい『お金の世界』へ、
あなたを、旦那さんをいざなう話、でした~
↓をクリックいただけると、ブログランキングのポイントが入ります。
お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?