イデコ 実は誰にでもお得な訳ではありません。

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

もう…何年だ…?10年くらいかな?

お財布はずっと同じものを使っています。

1代目は、付き合っていたころの夫に買ってもらってずっと使っていて気に入って、

かつ当時の大好きだった上司がたまたま同じ財布を使っていました。

それもあってか、もう一生これでいいと思っています。

いまのものは2代目。先代がちょっと汚れてしまったので自分で買いました。

高いんですが、長く持つし、とにかくいっぱい入るし出しやすくて使いやすいので、いまのところこれに決めています。(⇒フェリージ公式サイト

さてさて、投資信託の話をする際、私はいつも、

『私自身はイデコで投資信託を買っている』とお伝えしています。

なぜかと言うと、運用益だけではなく、拠出した分(積み立てた分)が所得から控除されるからです。

積み立てた分の所得税と住民税が免除されるからです。

しかしこれ、私にとってはお得ですが、みなさんにとってもお得かというと、

そういう訳でもない、場合があります。

イデコをやるなら『つみたてNISA』をやったほうがお得、という人もいます。

 

 

そもそもイデコ(確定拠出年金)って…

企業型と個人型があり、毎月積み立てるお金で、投資信託を購入します。

(ちなみにイデコで貯金もできます。)

その積み立てる金額(=拠出する金額)が、その年の所得から引かれて、所得税と住民税が免除されます。

払い出しは60歳以降にしかできません。

拠出した金額が所得から控除される、というメリット、つまり、税金が安くなる、というメリットがあります。

 

大事なのはここからです。

一見、

「わーい、税金安くなる~♪」

ということなんですが、実は、60歳以降に自分が積み立てたお金を引き出す際に、税金がかかります。

なぜならそれは、【所得】になるからです。

一時金として一気に受け取る場合には【退職所得】になり、

月々年金として受け取る場合には、【雑所得】となります。

 

つ、つまりですね…いま払うはずだった税金を、60歳以降に繰り越しているだけ、

なる人もいます。

だ、大丈夫ですか…?ついてきていますか?

今年や来年に払うはずの税金を免除してもらって、60歳以降に年金や一時金として受け取る際に税金を払うことになるわけです。

なので、一生に払う税金の合計で考えると、決してマイナスにはならない人もいるのです。

 

しかし、もう一度言いますね。

私の場合は、一生に払う税金の金額は、安くなるはずです。

なぜでしょう…?

【(公的)年金】や【退職金】には税金がかかるんですが、それ単体で控除があるからです。

・・・

もう一度聞いてもいいですか?つ、ついてきていますか…?

でも私が聞いても、結構理解するのが大変でした。

「も、もう1回言ってください…」

ってなりました。

じゃまず、【退職金】の場合

会社から、【退職金】が出ることってありますよね。

【退職金】は、【退職所得】という種類の所得になりまして、

ほかの所得とは切り離して税金を計算をするんですが、税金がかからない金額の上限というのがあります。

目安としてですが、勤続年数20年の会社からもらった退職金なら、800万円までの退職金には税金がかかりません。

勤続年数が長ければ長いほど、この税金がかからない金額が高くなり、勤続30年だと1,500万円まで非課税です。

あー…ややこしい話になってきた…

じゃあ次、【年金】として受け取る場合…?

この場合は【雑所得】となります。そして税率は一律で約20%。

しかしここでも、税金のかからない一定額があります。

65歳未満の場合には、1年の年金所得が108万円(基礎控除含む)、65歳以上の場合は158万円までであれば、

税金はかかりません。

しかしこれ以上の部分については、税金がかかります。

私?

個人事業主ですので、自分で積み立てない限り退職金はありません。(夫は自分で自分の退職金を積み立てています)

国民年金ですので、将来受け取る年金は、108万円には届きません。

(現在国民年金を受給している人の平均受給額は55,000円/月=66万円/年)

そうです。

私の場合、退職所得も、年金も、将来非課税枠を超えない予定なのです。

なのでイデコが税制上お得である、ということなのです。

イデコがお得にならない代表的な職業

・・・

 

ババン!と書きたかったんですがね…

調べれば調べるほどに・・・

 

実際の金額と年数で計算しないことにはどちらが得かがわからない!

一時金として受け取る年を、会社の退職金とずらしてみたり、そうすることで微妙な差が出ます。

何年以上の勤続年数だと、こうなる。とは言えないように、ややこしい計算式が組み込まれております。

 

頑張ってまとめてみますと・・・

1千万単位の退職金や、厚生年金、共済年金40年満額、ということが思い当たる場合には、

イデコをやるときには細かく計算してみたほうがいいと思います。

でもそれ以外の方は、受け取り時に多少の工夫は必要になるかもしれませんが、

いずれにしてもやらないよりはやったほうが税金も安くなると思われます。

 

って最後が歯切れが悪いですが…ゴ、ゴメンナサーイ!!!

会員の方は、細かいところご質問いただければ計算してみることはできます~。

こんな終わり方にする予定じゃなかったんですがぁ~…スンマセーン。

税金、むずっ!

 

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