おはようございます。みゆきです。
11歳と8歳の息子ふたりを育てています。
11歳長男、だんだんと体つきも変わってきました。
いや、まだまだ細っこいけど、
『男性らしい体』の片りんを見せつつあります。
力も強くなってきて体重も40キロに。
本気を出してもちょっと私では押さえつけられないくらいになってきました。
「そろそろだよね~・・・」
夫も言い始めるくらいに、
男性ホルモンの分泌を感じるようになってきました。
そうそう、ちゃんと『性教育』
でもさ、ひと口に『性教育』と言っても、
教えることは数知れず。
体の仕組みの話、
性被害の話、
世に出回るコンテンツの話、
対女の子の話、などなど・・・
本来、同性である夫に任せたいところだけど、
夫としても、
教えることも多すぎるし、
正しいニュアンスで教えられるか自信もないということで、
こういうときはやっぱ、本だろう。
できれば、
『これを読んでおきなさい』
と本を渡して、
それでもわからないことを親が教えたり、
補足したり、というのが良いよね。
ということで見つけたこちらを、
うちの息子には読ませました。
漫画なので読みやすいけど、
とはいえ文字が多い漫画です。
決して『おもしろい』わけではないのですが、
うちの子は1時間ほどで読み終えていました。
他の本も何冊か見ましたが私がこの本を選んだ理由は、
比較的女の子寄りの本だから。
日々、性被害のニュース、性犯罪のニュースを見ていて思うんですが、
いまの日本の『性関係の環境』で、
一般の男性は、特に困ってないんですよね。
自分が犯罪者にさえならなければ、
大抵の男性は自分が被害にあうことはないし、
コンテンツだって好きなものを選んで消費しているだけです。
対して女性は、現在の『性関係の環境』では困ってるんですよ。
今の日本に生きている女性で、
『性被害』の類、『セクハラ』の類、
一度も被害にあったことがない人はいないと思います。
本人が『被害』だと認識していない可能性はあっても、
そんな人はほぼいないと思います。
男性ならあわない被害に、女性性として生まれただけであってしまうなんて、
変でしょう?
これ、女性なら頷く話ですが、
男性がこれを聞いても、
『ほんとに~?そんなに~?』
と言うんですよ。
いわゆる、
『見えてる世界が違う』
ってやつ。
私もいろんなタイプの性被害にあってきたし、
若い女性、小さな女の子たちには
同じ思いはして欲しくないと思います。
息子が、大なり小なり、
加害する側に立つことがあったと想像すると、
鳥肌が立ちます。
だからね、困っている側からの、
困っている世界の視点での情報を、
息子世代の男の子に与えておくことに、
多少なりとも意味があると、
私は思うのですよね。
アダルトコンテンツは、
戦隊ヒーローと同じようにファンタジーで、
俳優さんたちが演じているものです。
本当の話ではありません。
という↑の本の説明とか、
結構大事な情報だと思うんですよね。
たまたま早く帰宅した日、
私が仕事をしている横でベッドに横になり、
ブツブツと文字を追いながら
ちゃんと読んでいた長男。
本や文字で情報を得るのが得意なタイプなので、
とりあえずの基礎知識はついたでしょう。
失敗はしても、致命的な失敗は防げるのではないか。
本だけでは無理かもしれないけども。
思春期にしろ性教育にしろ、
赤ちゃん期とは違って教えることがちょっと複雑になってきて、
これは本の力を借りないとちと厳しい。
がんばれ、若人よ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。