子供たちが私の『皮』を剥いていく

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

雨模様の日曜日。

雨が降る前の朝に少しだけ子供たちを公園へ連れ出し、

午後からずっと家の中で過ごしました。

 

7歳と5歳になり、昔よりも格段に家で過ごしやすくなりました。

数年前は『雨の日曜日』なんて恐怖でしかありませんでしたが、

幾分マシになってきました。

テレビに頼りすぎることもなく、『兄弟で遊ぶ』がメインの過ごし方になってきました。

 

しかし、しかし。

そうなると必然的に増えてくるのが、

 

兄弟喧嘩。

 

ああ、兄弟喧嘩。

ホント、こんなにも、こん・・・なにも頻発するものだとは思いませんでした。

聞いてはいましたが、聞いていた以上でした。

 

ずっと、もう・・・ずーっと、ケンカするか遊んでるか。

最近は口も達者になってきて、

言葉によるちょっかいのようなものも増えてきました。

 

長男「やーい、次男、うんちマーン!

おしっこマーン!」

 

という、『これぞ子供』というちょっかいが始まり、

最初は口で言い合うのですが、

放っておくとどこかでいろんな衝突が起きます。

 

先日は、この口喧嘩の中でしびれを切らした次男が、

長男の腕にツバを吐きかけるという事態に。

 

「きったねー!きったねー!」

 

と連呼する長男を洗面所へ行かせ、

次男に静かに諭し始めました。

 

「次男くん、何を言われたってさ、ツバを吐くのはとてもいけないよ。

ツバを吐くっていうのは・・・」

 

私がしゃがんで次男と目を合わせて話していると、

手を洗い終わった長男がやってきて、

次男が手の中で弄んでいたお菓子の空き箱をひったくって逃げていきます。

 

「ダーメー!」

 

と追いかける次男。

 

ギャーギャーと大騒ぎになり、

もうお菓子の箱は破壊され、

とにかく二人を引き離します。

 

うん、つまり、シッチャカメッチャカ。

 

 

・・・ゼーゼー・・・ゼー・・・ゼー・・・

 

も・・・もう・・・・

い、いいかげんにしろ!!!

 

 

 

私、子供がいなかったらここまでの大きな声なんて

一生出さないままに死んでいっただろうな。

 

 

そして子供は、

私の渾身の大声なんて全く気にせず、

隙きを見てまたお互いの工作などにちょっかいを出そうとします。

 

 

もう、声も出ない。

 

こんな展開が、日に何度か。

そのうち何度かは夫が担当してくれますが。

 

 

こう、なんというか、人としての『限界』を試されている感じがするというか、

『限界』を少しずつ押し広げられているような気がするというか。

 

 

『大人』を長い間やってくると、

なんというか『自分』がそれなりにわかったような気になりますが、

人は多分余裕のある状態にずっといると、

『素』の自分というか、『芯』の部分は人目に触れないままなのかなと、

最近思います。

 

玉ねぎの皮を外側から剥いていくとどんどん中身があるように、

子供たちが私の皮を剥いているような気にさせられる瞬間が多々あるように思います。

 

私にこんな大声が出せるということも子供が教えてくれましたし、

「これでもか」と我慢を強いられ、

つい手が出そうになることもあり、

それでも更に我慢や自制をした先にある、

私の限界自制心とか。

 

見えてくる新たな自分と、

新たに作る、新たな自分と。

 

もちろん、玉ねぎの皮を剥くのは子供だけではないと思います。

仕事や人間関係、いろんな事情でいろんな皮が剥かれていくとも思います。

でもきっと私は、子供を産んでいなかったら、

『限界チャレンジ』をされたらどこかで逃げてもいたと思うので、

子供という逃げられない存在が剥いてくれて、

よかったかなと。

 

子供たちも日々成長して新たな顔を発見しますが、

同時に私にも新たな顔があること、

そんなことを考えました。

 

いやでもとはいえ、雨の日曜日はやっぱりできれば勘弁して欲しい。

 

 

 

 

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