結婚とは『生活』なのか

 

おはようございます。みゆきです。

11歳と9歳の息子ふたりを育てています。

 

「結婚して、男性全般が嫌いになったよね。」

 

友人と、こんな話をしました。

 

私は、ちょっと後悔をしているんです。

結婚したことに後悔しているのではなくて、

結婚について、あまりにも無知だったことに

後悔しています。

 

『結婚は、恋愛と違って生活だからね。』

 

こんな言説は知っていたけど、

いまいちピンと来なかった。

 

結婚したら、それまで週末しか会わなかった彼氏と

一緒に暮らすということで、

それは『生活』である、ということは理解できたけど、

 

それで???

それはわかってることだし。

 

と思いました。

 

でも、結婚してみたらやっぱり想像とはちょっと、

いやだいぶ違いました。

彼氏としてときめく相手だった同じ男性が、

一緒に暮らすだけで、たったそれだけで、

まさに『主人』のようになり、

自動的に私は『使用人』になりました。

なるつもり、なかったのに。

 

最初こそ気づかなかったし、

うまく言語化もできなかったけど、

要はそういうことでした。

 

これが、先人たちの言っていた、

 

『結婚は生活だから。』

 

の真意っていうこと?

 

ちょっと言葉足らずでは?

 

いやいや、私が知らな過ぎただけ、

何も考えてなかっただけ。

 

せめてこういう本を、読んでおきたかった。

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とにもかくにも最初の関門は

 

家事。

 

ひとり暮らしなら

ただの面倒な作業である家事労働。

 

結婚した途端、

そこに、なんやらかんやらと

複雑で面倒なものが巣くっていて、

がんじがらめにからめとられる。

 

『あれ?あれれ?』

と思っている間に、

あれよあれよという間に

アリ地獄のように吸い込まれて

身動きが取れなくなる。

 

『助けて』と手を伸ばして夫を見ると、

ときめく相手だった同じ男性が、

アリ地獄の淵でこちらに背を向けて寝ている。

そんな感じ。

 

 

でもそこに寝ている男性は、

夫という個人というよりも、

 

男性という概念。

 

社会

仕組み

文化

制度

 

うわぁぁぁぁ!!!

 

このエッセイは、2013年~ananで連載されたものを

文庫化したものなので、

私の2012年の結婚と同じ時代に

ほぼ同時進行で、多分似たような地域で、

それぞれに落としどころを探して

がんじがらめの状況を

ガリガリと言語化をしていたのだと思います。

 

結婚する前に、

こういう本を読んでおくべきだった。

読んだからって多分私は結婚していたと思うけど、

それでも前もって知っておきたかった。

 

心の準備を、したかった。

 

ガツンとフェミニズム本でもなく、

これから結婚する女性には読んでほしい。

 

 

#無知

 

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#結婚

 

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