電子レンジのあの機能に見る、見えていなかった世界。

 

おはようございます。みゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

電子レンジって、物心ついた時から家にありました?

私はなんとなく覚えているんですが、

小学生だったと思います。

父の会社の系列の家電メーカーで、

電子レンジをもらったか、買ったか。

で、初めて我が家に電子レンジが来ました。

 

オーブンレンジ機能はないやつ。

 

母がいつも言っていました。

 

「やっぱりなんか、レンジで温めた食べ物はすぐ冷める気がする・・・」

 

母にとっては完全に新しすぎる文明の利器でした。

 

とはいえ母もいまだに使っている、やっぱり便利な電子レンジ。

 

ひとり暮らしを始めて、自分用のレンジを買いました。

その時のレンジについていた、スヌーズ機能。

 

セットした時間でタイマーが鳴って、

一定時間ドアを開けないと、何度かまた鳴る機能。

当初、スヌーズ機能がついていることすら知りませんでした。

 

だって、鳴ればすぐ開けるでしょ。

スヌーズ?なんのため?

 

そう思っていました。

 

 

そしてたまたま見ていたテレビで、

街角でインタビューをしていて、

 

「電子レンジのスヌーズ機能使いますか?」

 

というお題でした。

(なんて平和なお題)

 

 

「使わない。そんな機能知らない。」

 

私と同じように口をそろえる若者たち。

 

 

「いや~・・・助かりますよ。

子供たちもうるさいし、いろんなことやりながらなので、

スヌーズ機能がないとつい忘れちゃって・・・」

 

そう答えた、お母さん。

 

 

・・・ふーん・・・

 

と思いつつもなぜか記憶に残っていて、

いまだにそのインタビューを思い出すのです。

 

 

いやいや、スヌーズ機能使いますよね。

むしろスヌーズが何度も鳴って、鳴り終わってもまだ開けられないことも多々あります。

 

お母さんのキッチンと、

ひとり暮らしの若者のキッチンは、

また別の場所であり、別のニーズがありますよね。

でもそもそも電子レンジのスヌーズ機能にしても、

電子レンジそのものにしても、

昔は叶わなかった

『より美味しく食べたい』→『熱い(温かい)食べ物を食べたい』

という願望を叶えるための文明の利器です。

 

家電が便利になるのと、

人々が求める生活レベルや便利度合いは、

一緒にどんどんと高まっていっているわけで、

この人類の飽くなき欲望はどこまで上昇していくのだろうと考えてしまいます。

それにつれて、押さなければいけないスイッチの数も

どんどんと増えていくのでしょうか。

 

一時期話題になった、洗濯物を畳むロボットは開発を断念、

開発企業も破綻したようですが、

行き着く先は『一家に1台の家事ロボット』なのでしょうか。

 

 

でもこの、スヌーズ機能が必要なほどに、

人一人(お母さんの場合が多い)に瞬間的に負荷がかかる状況って、

『そういうもん』なんですかね。

 

  • 子供の送り迎え
  • 翌日の子供の持ち物準備
  • 子供のご飯づくり
  • 子供のお風呂
  • 自分の食事
  • 全員分の後片付け

 

例えばこれを夫婦二人で分担したとしても、

その瞬間風速はふたりで吸収しきれず、

レンジのスヌーズ機能はまだ必要でしょう。

 

 

わからないけど、

そもそも『ペットボトル』という世界中で普及したものを見直しているのと同じように、

『子育て』そものもを見直して、今の人類に合った形に再構築するって、

無理なんでしょうかね。

 

子供は数年経てば育ってしまうために、

誰にとっても喉元を過ぎてしまうから、

なかなか見直す機会がないのでしょうか。

 

 

みんながみんな、『子供を育てる』というごく自然なことをするのに、

ここまで大変な思いしなくていいんじゃないかなと

思ってしまうのですが、そうもいかないもんなのかな。

 

紙おむつやベビーフードがある今は、

もちろん昔に比べたら格段にラクになっているのでしょうけどね。

 

スヌーズ機能を使わない日はない同士の皆さん、

今日も無理せずいこう。

 

 

 

 

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