おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
先日書いた、『ワーママこそ外資系をおすすめしたい』の記事、
思ったよりもTwitterで反響いただいたので追加です。
もし転職をお考えのワーママさんがいたら、
英語ができなくても外資系を視野に入れて欲しいな、という話です。
私はちなみに留学していたので、英語は一応できます。
日常会話も、同僚と仕事の話もできます。
でも、英語でプレゼンはできませんし、
クライアントの偉い方と英語で話すのは不安です。
微妙なニュアンスで失礼があったり、
ビジネス的に言うべきでないことを言ったりしかねないです。
読むのと書くの、聞くのは、まぁ大体大丈夫です。
読み書きは調べながらできますからね。
聞くのは、アメリカ英語がやはりいちばん慣れているので、
アメリカ人なら書き起こせるくらい聞き取れますが、
ヨーロッパ系の人、インド系の人の発音は少し苦手です。
これでもおそらく、外資だったらマネージャーが限度だったと思います。
役員クラスはとにかく、ネイティブレベルの英語力、
または強力な業界内のコネクションがある人、という感じでした。
でもさ、役員になりたいわけでもないし、
たいていの外資系はマネージャーになんてならなくてもお給料はそれなりにいいので、
だから英語ができない人も普通に活躍していました。
じゃあ、英語ができない人は実際何が不便で、それにどう対処していたのか、
私が見た限りですが。
一応会社の英語教室はありました。
希望者だけ勤務時間内に先生が来てくれて、というもの。
でもやっぱり、苦手なものは苦手、という人もいました。
『大事なお知らせ』の第一報が英語
時間差で日本語訳もありましたが、
全社メール、クライアントの偉い人からのメールなどがまず英語でした。
でもこれ、Google翻訳があれば一発です。
大体の意味はわかるので、『読む』に関しては特に困っていないようでした。
どうしても英語でメールを書かないといけない時。
Google翻訳で意味をとったメールに、
どうしても返事を書かないといけない時。
そして相手は日本語がわからない。
でもこんな時も、Google翻訳を使っていました。
でもGoogle翻訳そのままでは、少しおかしい表現があることをみんな知っていて、
英語のわかる同僚に、
「忙しいところごめん…時間ある時で良いからお願いしてもいい?」
と校正を頼んでいました。
通訳さんのいない外資系は私は知りません。
と言ってもたった2社ですが、
必ず日英の通訳さんがいました。
社内に必ず、日本語、または英語しかわからない人がいるので、
社内外のミーティング時に通訳さんに来てもらいます。
通訳さんが空いていなければ、バイリンガルの人がなんとか通訳していました。
(通訳は特殊技能!)
『男性』ならおそらく、
人にお願いするのが苦手とか、
英語ができないとプライドが…とか、
そういう感じの人もいましたが、
女性は特に、不便はあったでしょうが困っている人はいませんでした。
大体みんな、社内の女性ネットワークで乗り切っていました。
頼まれるほうの女性も、別に英語ができないくらいで偉ぶったりもしません。
社内で漏れ聞こえてくる噂話が英語だとしても、
必ず誰かが介していました。
やっぱり外資とはいっても日本にあるので、
私の目には、日本語のできない外国人のほうが不便そうに映りました。
会社ってそれこそ、いろんな部署があります。
英語が必須の部署もあれば、
特に英語を使うわけではない部署もあるわけで、
外資だからと言って英語必須、ではなかったです。
私は広告代理店にいたのですが、
営業は7割がバイリンガル、でもデザイナーさんやコピーライターさんなどの
クリエイティブの部署は1割くらいでしょうか。
総務や経理なども3割くらいだったんじゃないかな。
つまり、外資と言っても半数以上は英語できなかったと思います。
きっと求人情報としては英語を求めるようなことがあるかもしれませんし、
もはや通訳なんていない会社もあるんでしょうけど、
そんなことない、英語できなくても大丈夫な外資がたくさんあるのも事実です。
いろんな事情もあると思いますが、
私が昔、外資→外資の転職活動をしていた時、
妊娠が発覚して活動を断念しました。
でもそれでも、妊娠出産期間でも転職はできるし、
まして産んだ後なら行くところたくさんあるよ、
とエージェントの人は言っていました。
私はたまたま独立しましたが、
あのまま会社員だったとしたら外資一筋で行ったと思います。
日系にもいいところはたくさんあるのでしょうけど、
ことワーママにとっては、外資の利点がふんだんに使えると思うのですよ。
外資推しがすごいですが、ホント、違うもんですよ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。