おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
息子2人を育てております。
次男(4)が少し前、頭を縫うケガをしました。
脳神経外科という馴染みのない科に行き、
ホチキスで縫われ、通って抜糸。
この時は傷も心配でしたら中の影響も不安でした。
しかしまぁここまで何事もなく。
「あたまね、バチンバチンて、いたかったよ~」
次男が長男に話していました。
そしてある日の朝、
長男が何かでへそを曲げ、
泣き叫んでいました。
寝室へひとりで行かせて落ち着かせたりして、
そちらに手を取られている間、
次男がひとりトイレへ。
ひとりでトイレに行くなんていつものこと。
いつも開け閉めするリビングのドアを開けてトイレに行った音が聞こえました。
私はキッチンで朝食を作りながら長男のお相手。
夫はシャワー。
そんなに大きな音じゃなかったんです。
ガンッ
と音がして、
次男の泣く声。
「い~た~い~・・・」
転んだりぶつけたりしたんだろうと思いつつ、
引き続き荒ぶる長男のお相手をしていました。
いやでも、泣き方が少し違う。
コンロの火を止めて、長男を待たせて見に行くと・・・
またしても血まみれ~・・・
顎まで滴るほどの血が、
次男のおでこから。
あ゛ーーー!!!
大声でまず、
「パーパーッ!!!」
シャワーから、
「なに?」
「次男クンがーーっっ!!!」
裸で出てくる夫。
あ゛ーーーーっ!!!
タオルで傷を押さえる夫と、
診察券の入ったポーチを取り出す私と、
「もおっっ!」と行き場を失った気持ちを抱える長男。
前回よりも傷は浅い。
しかし頭。
本人の説明もわかりにくく、
おそらくドア(引き戸)の角にぶつけた?
挟んだ?
家の中だし、相手は木だし、
整形外科?
いや、脳神経外科だろ?(by 夫)
えっ?
こういう時の判断、ひとりで負うの負担じゃありません?
結果としては、
整形外科を併設する近所の小児科へ行き、
医療用のテープで傷口を留めています。
ホチキスと同じ原理で、
開いた傷口をひっぱってふさいで、
テープで固定して、皮膚がくっつくのを待つ感じです。
前回は傷が深く、しかも後頭部で髪の毛があるのでホチキスだったとか。
今回はおでこで傷も浅いのでテープと。
しかし、いろんな病院があり、いろんな科があり、
それぞれの診療時間があり、
予約制のところ、とにかく行くところ、
評判、
アクセスの違い、
もうひとりの子供の送りなど、
このアクシデントひとつで、
『選択』すべきことと『選択肢』がドドッと急に積みあがりました。
「とにかく俺が長男クンを保育園に連れて行くよ。」
実はいま、夫は肋骨を骨折しています。
(長くなるのでこの話はまた別の機会に)
「長男クンひとりなら保育園連れてけるから、
病院よろしく。」
その後夫とふたりで、
「あの病院か?」
「いや、あそこは前に嫌な思いをした!」
「やっぱあそこか?」
「この時間にベビーカーで電車乗るのやだなー」
と言っている間に次男はなんだか元気になり、
笑って話し、ご飯を食べ始め、
長男もひとりで落ち着きを取り戻し戻って来て、
形だけはいつもの朝食に。
「またホチキスかなぁ・・・」
「診てもらわないとわからないね・・・」
これがもし、夫がいない時間で私ひとりの夜とかだったらと思うと、
いろいろとゾッとします。
ひとりで全部決める負担と、
元気なほうのお世話と。
傷の深さと本人の状態をまず観察しようとする私と、
先にタオルで止血しようとする夫と、
思いつく病院の診療時間を調べる私と、
次男をひとまず寝かせる夫と、
落ち着いた次男の傷と状態を確認する私と、
長男に優しく話しかける夫と、
ふたりの目と手と脳が揃っているからこそできた、
ふたりの子供のケアでした。
きっとひとりだったら、
もっと血まみれになりながら
長男に大声で「待って!お願い!」と叫んでいたことでしょう。
あー・・・ほんと私、一度に複数のことをこなすの苦手です。
そしてホント頭って、血がいっぱい出るからコワイ~
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。