マンション理事会で、世の中の大半の人がお金に困っている原因を見た!

B!

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

以前も書きましたが、マンションの理事会が回ってきました。

 

まぁでも、そんなにイヤイヤではないです。

意外に知らなかったことを知れたりして、面白いです。

 

しかし先日の理事会&総会(住人全員で決議を取る会)で、

 

夫と私にはまるで理解できないことが議決され、

いや~、我々は少数派なのだな、と実感しました。

 

マンションはどこも、マンション全体で火災保険に加入しています。

住民個々でも加入しているはずですが、マンション全体でもマンションの共有財産を守るために加入します。

その更新時期だということで、その予算を決議するための臨時総会でした。

 

その保険料、5年で400万円超です。

マンション全体ですからね。大金ですよね。

 

管理会社が保険の補償内容と見積もりを出してきて、

それをそのまま決議しようとしていたので、

 

いやいや・・・補償内容って、このままでいいんですか?

 

と申したわけです。

 

火災保険の補償内容には、例えばですが、

 

『盗難』が含まれていました。

 

マンションの共有財産が盗難に遭った場合に、保障してくれる(保険金がもらえる)、という保険です。

 

「マンションの共有財産て、なんなんですか?」

 

と聞いたんです。

 

そうしたら、管理会社の方、なんて答えたと思います?

 

「いや~…普通マンションの共有財産てそんなにありませんので、

盗難、というケースは、滅多にありませんねぇ・・・」

 

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや・・・・・

じゃあ、じゃあさ、

 

保険掛ける必要、ないでしょ。

 

簡単な話です。

 

盗まれる可能性がほぼ無いものに、保険を掛けるって言うんですよ、お姉さん。

 

だからね、こう言ったんです。

 

「盗難を対象から外したら、保険料安くなりますよね。

見積もり取りませんか?」

 

そしたら、理事さん、住民のみなさん、全員(ほとんど欠席だったのでその場にいたのは15名くらい)

VS. 私ひとり、ポツーン!!!

てなりました(笑)

 

見積もり取るとなると、

また臨時総会をやって、またみんなが時間を取って決議しないといけないと。

見積もり取るのにも時間がかかると。

保証内容変えたって、保険料はあんまり変わらないはずだと。

どこのマンションもこの保障内容でやっているんだから、これがベストなんだと。

そうでなかったら変わっているはずだと。

 

実際発言していたのは数名と管理会社の担当者だけでしたが、

もうその場の空気は、無言の

 

「そうだそうだ!

保険の話はこれで終わらせたい!

また次回へ持ち越しなんてヤダ!」

 

という声で充満していたので、引き下がりました。

 

その話を後で夫にしたら、鬼の形相で詰め寄られましたよ(笑)

 

「いやいや、バカだろ。なになに?みんな脳みそないの?

なんでわかんないの?

なんで必要ないものに保険料払うの?

いやいやいやいや!!!は?は?意味わかんねーんだけど(怒)」

 

5年間で400万円払う保険料、

不要な保障を外せば、保険料は数十万円は安くなったでしょう。

とはいえ約60世帯での負担ですから。

個々の負担額はそこまで大きくないかもしれません。

 

それを賢く安く抑える手間を惜しむということ。

保険に対する正しい知識が、あまりにも不足しているということ。

高齢者の生活保護受給世帯数は160万世帯を突破して、過去最多を記録し続けています。

高齢者自体が増えているので数字としてはそうなるかもしれませんが、

実は同じように全体数としては増えているはずの母子家庭世帯、障がい者を抱える世帯の

受給数は減っています。

 

そうつまり、高齢者世帯が困窮しているという傾向にあります。

『保険』というあまりにも強固な『イメージ』に対して正しい知識を持つことなく、

 

『そういうものだから』

 

と大金を支払い続けるとどうなるかと言うと、

 

保険会社はどんどん儲かり、

払うほうはなぜかお金が留まらなくて困窮することになります。

 

私もね、そういう時代があったのでよくわかるんです。

見積もりの取り直しをすると、

 

よくわからないからできれば考えたくない保険のこと、

『済』にできないじゃないですか。

それがなんかキモチワルイんですよね。

早く『済』にして、考えなくていいようにしたいんですよ。

 

いやでも益々、私の今の仕事の役割は、まだまだあるのだな、と思いました。

 

ちなみに個人で加入する火災保険についても、『盗難』の保険料は高めなので、

 

『本当に盗まれてまた買いなおしたいもの

 

があるのかどうか、思考停止せずに考えてから決めると、

本当に賢い保険術になると思います。

ちゃんと考えた上で、それでも保証をつける、という選択なら問題ないんです。

 

とにかく問題なのは、

 

『考えたくないという悪癖、

 

これに尽きます。

ことお金に関しては、

考えることを途中で投げ出した人は罰金(余計な出費)がかかるというのが、

世の中の仕組みです。

 

お金も保険も、決して難しくありません。

お金は大切に使いましょう。

Me & Henry@Neutral

 


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お忙しいところすみません。。


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