長男、不審者遭遇~【誰の問題なのか】の話

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と6歳の息子ふたりを育てています。

 

夏休みの長男。

児童館に飽きて図書館へ行ったりしていましたが、

朝の公園もローテーションに入っていました。

 

9時ころから既に30℃超えてきたりするので、

朝早くにひとりでボールを持って近所の公園へ行っていました。

 

9時ころの夏の公園はほぼ無人。

貸し切りだったと汗だくで満足げに帰ってきます。

 

その日はお昼ごろから雨が降りそうで、

かなり蒸し暑い朝でした。

8時半ころにまたいつものように公園へ行った彼が、

8:45に帰ってきました。

 

「早かったね。どうしたの?」

 

何も言わないけど、不満げな表情。

 

「暑かった?雨降ってきた?」

 

まだ何も言わない。

 

 

ま、別にいいけど。

 

「汗かいたね。お風呂入ってくれば?」

 

「ボールで遊んじゃだめだって、怒られたの。

誰もいなかったのに。」

 

「だ、だれに?」

 

「なんか、おじさん。」

 

 

近所の公園。

『ボール遊び禁止(幼児を除く)』

と書いてあるんです。

 

これまたネットで囲まれた、

『さあ!ボールで遊ぼう!』

みたいな公園なのに、

『ボール遊び禁止』

と書いてあります。

 

高学年とか中高生が本格的なサッカーとか野球とかを始めちゃったら、

確かに未就学児や低学年の子は遊べないし危ないし、

というのはよくわかります。

 

そういうことになってしまい、苦情があったんだと思います。

 

小3は確かに『幼児』ではないけど、

無人の公園で、

人に当たっても痛くないゴムボールで

ひとりで壁に当てて遊んで、

誰の迷惑になると言うのか。

 

長男に代わりに私がプンスカ怒りながら

お風呂へ誘導しました。

 

「そういうおじさん、たまにいるよね~

ほぼ『鬼』だよね、もう。

何も言わずに帰ってきて正解。」

 

 

脱衣所で服を脱ぎ始めると、

ポロポロ泣き始める長男。

 

「早く帰れ!書いてあるのが読めないのかっ!

って・・・」

 

声を震わせて、実際に何をどう言われたのか

話してくれました。

 

 

それはもう、恫喝。

曰く、たばこを吸い、ポイ捨てして、

怒鳴りつけてきたと。

 

怖くて何も言わず逃げて帰ってきたと。

 

 

おそらく、長男が生まれて初めて遭遇した

不審者というか加害者というか。

 

「それはもう『鬼』だね。

怖かったね、かわいそうに。

逃げるしかない。」

 

 

ひとりで行動するようになると

必然的に増えてくる、不審者や加害者。

 

世知辛い。

 

 

お風呂からあがって落ち着いたところで声をかけました。

 

 

これからそういうことが増えてくるということ。

とにかく逃げること。

回りに人がいたらまず警戒すること。

相手に失礼になっても逃げるを優先すること。

自分で自分の身を守ること。

あなたは悪くないこと。

 

そういうことが起きたら、できるだけママやパパに教えて欲しいということ。

なぜなら、それは【大人の問題】だから。

大人が作っている社会に問題があるなら、それは大人の問題。

子供は悪くない。

でも不審者がいたら大人に教えてくれないと、

問題があると気づけない。

だから、教えて欲しいと。

 

 

 

区内の公園を禁煙にしてほしいこと。

公園のボール遊びの規定を見直してほしいこと。

自治体にメールを書き、

 

最寄りの警察署に不審者の通報と

パトロール強化のお願いの電話をしました。

 

長男も、これから単独行動が増えてくる次男も、

もうそばにいて守ってあげられる年齢ではなくなってきたこと、

また改めて思い知りました。

 

これが娘だったら、きっともっとそういう機会も増えてくるんでしょう。

 

 

暑いし、何かにいらついていて、

たまたま見つけたひとりで遊ぶ子供に八つ当たりしたんでしょう。

怖がる姿を見て、自分にも力や影響力があると確認したんでしょう。

大人が一緒にいたら、声をかけたりしなかったでしょう。

 

 

自分より弱いものを見つけて叩く。

そうしてしまうその心も、苦しく悲しいものなんでしょうが、

知ったこっちゃねー。

 

 

 

#公園

 

#加害者

 

#小学生

 

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