少子化 女たちの『無意識のボイコット』だと思うんだけど

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

わかってます。

私だって実際子供を産んでみるまで、

少子化とか、いまいち実感も湧かなかったし、

『どーしても解決しなきゃダメ?』って感じでした。

 

しかし知れば知るほど、少子化って大問題です。

それがどういうことかはここでは省きますが、

やっぱり若者や子供の人数が極端に少ないと、

いろんな面で衰退せざるを得ないのが、

国や社会という仕組みだと思います。

 

でね、たまたまなんですが、録画していた『ザ・ノンフィクション』の、

大家族ものを見たんです。

そのご家族は子供が10人いて、

不運なことにお父さんが最近突然亡くなってしまい、

お母さんひとりで頑張る、

というか頑張ろうにも頑張れない状態、みたいな。

 

団信で残った家と、

遺族年金、あと子ども手当で

それなりの手当てはあるものの、

ニートの子供たちも数人いて、

進学でお金もかかるし、

 

電気代3ヶ月滞納して電気が止まってしまい、

別世帯で暮らす長女の家に家族全員転がり込んで、

そんな中で高校受験する子がいたりして。

まぁシッチャカメッチャカ。

お母さんの割れたiPhoneを見たら、いろいろ想像してしまいました。

 

夫とも話していたんですが、

とにもかくにもお金ですよ。

『お金がない』

『お金が足りるか不安』

という状態って、想像よりもずっとずーっと、

人の思考能力を消費し、奪うんです。

 

『電気代払わなきゃな・・・(汗)』

とずっと始終考えていると、

普段はできる普通のことができなくなったり、

忘れるはずのないことを忘れてしまったり、

節約する工夫を思いつかなかったりして、

更にそれがストレスになり負の連鎖。

 

お父さんが亡くなってしまうという不運に見舞われて、

その上子供が10人もいるようなご家庭、

行政が一時的にでも補助してもいいんじゃないかなって。

『生活保護』という名前が良くないよね。

この名前のせいで、受けるべきサポートを受けずに

プライド保つってなんかやっぱり変ですよね。

 

もちろん、『補償制度』でいつも問題になるのが

モラルハザードです。

 

子供10人以上いたら働かないでも暮らしていけるなら、

無計画に10人産んじゃえ!という人が出ないかっていう心配。

でもそういう細かいことを整備するハードルを越えるくらい、

こんな家族をサポートする社会的価値は、

あると思うんですよね。

 

今の日本にとって子供は貴重な宝ですから。

今既に生まれている子供たちを、

社会全体でいかに大切に育てていくか、

それも少子化の大部分を占めるべき内容ですよね。

仲の良いママ友たちと、

自分がいかに子育てに向いていないか、

と話しました。

 

小1に勉強を教えるのがイライラして仕方がない。

 

「3足す4はさぁ~!

もうじゃん。って覚えろよなぁ!

わかるよ、わかる。

まだ小さいから覚えられないのわかる。

でもさぁ~!イラつくんだよね~!!!

8足す8もさ、16だろぉ~!!!ってさ~!!!

それをいつもいっつもいーっつも、18って書くのさ。

ちーがーうーだーろー!!!ってさぁ~

イライラしちゃうんだよねぇ~

アタシほんと向いてない。」

 

「わーかーるー!!!」

 

みたいな。

 

私ももちろん、こういうのすごく共感しちゃう、

子育て向いてないタイプです。

 

じゃあなんでふたりも産んだんだよ、って感じなんですが、

それは自分でもよくわかんないんですがね、

 

出生直後からの夫の育児参加とか、

保健士さんとかシッターさんとか、

わかんないけど、

核家族ばかりの今、

 

せっかく生まれた赤ちゃんを育てるのに、

『私向いてない…』

と思い苦しむママとかをサポートする仕組みにも、

もっと予算を割いていいんじゃないかな、なんて。

 

生まれてくる子供の気質や相性もあると思うので運でしかないんですが、

それならなおさら、

早くからもっと、家族以外の人の手や目が、

子供にかかっていたら、

 

もうひとりなら、育てられるかな。

 

と思う人も、増えるんじゃないかなって。

 

もちろん少子化対策と言ったら、

すべきこと、できることはほかにもたくさんあると思いますが。

 

個人としては、

子供を産むも産まないも自由だと思うし、

その自由は尊重されて当然だと思いますが、

 

『国として』は、人口が減るスピードを少しでも遅くしたいわけで、

そうなったらどうすべきか、という話です。

 

なんにせよ、とにかくみんな、

元気に育って欲しいのです。

 

 

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