大抵の場合『手っ取り早くないこと』が正解?

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

8歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

『褒める』『叱る』『育てる』

いや~、むずかしい。

 

会社にいたときも、新しい人に教えたり

若者を育てたりってすごく苦手でした。

なんとか逃げられないかと思ったくらい。

人に説明するくらいなら自分でやったほうが早いし・・・

なんて思っていられないのはわかるけど。

 

しかし自分の子供はやっぱり私が『育てる』しかないので、頑張るのです。

 

子供が自分で考えられる子になるための、

褒め方叱り方。

この本にも書いてありますが、

褒め方よりも叱り方が難しい。

 

毎日毎日のことで、しかもそれは大人には『簡単』な生活習慣だったり。

 

「歯を磨きなさい。」

と言ったら

「やだ」

と言い返されて、

それでも磨かせないといけない相手なんて

いままでいませんでしたから。

 

そしてつい出してしまいがちな諸刃の刃。

 

ご褒美と罰。

 

歯磨きしたらご本読んであげるよ。

歯磨きしないと明日のお菓子無しだよ。

歯磨きしたら明日お菓子買ってあげるよ。

 

ついついその即効性に誘惑されて

私も疲れているときなど使ってしまう手。

 

 

でもそりゃね~、わかってはいたのよ。

 

ご褒美や罰は永遠に際限なく与え続けないといけなくなること。

根本的に何も教えられていないということ。

罰を割けることを考えるようになること。

 

歯磨きをしないといけない理由を何百回と説明し、

歯磨きをいましないといけない理由も何百回と説明し、

「やだ」と言われたときの私の気持ちも何百回と言葉にして

静かに冷静に語りかける。

そうするとことで初めて、

歯磨きの理由を子供が理解し、自分で歯を磨くようになり、

歯磨き以外のことにも自分で気づき考える子になる。

 

子供が自分で気づくようになる前に、

私は菩薩になれるんじゃなかろうか。

 

 

でもこの、冷静に理由を説明する。

自分の気持ちを静かに伝え続けるって、

言うほうからするとほんとーにその場での手応えがないんですよね。

 

一見反応がないのではとすら思う。

聞こえてないのでは?

 

 

でもこれもわかる。

その言い方のほうが、言われたほうの心の底の方を揺らすよね。

 

週末にまた夫とくっだらない、

もうくっっっだらないことで喧嘩したんですよ。

そして帰り道で夫が言いました。

 

「あそこでママがあんな言い方をしたのが嫌だったよ。

あんな言い方する必要なかったんじゃないかって、思うよ。」

 

 

これがさ、

 

「あなたのあの言い方がムカつくんだよ。

またあんなこと言ったらママのおやつ抜き!」

 

とか言われたら、

 

はあああああ~~~?????

 

としか思いませんよね。

 

 

「嫌だった。傷ついた。」

 

と言われるほうが、言われるほうはずっとずっと反省するんですよ。

でも言ったほうには手応え全然ない。

 

子供も同じなんだよなと。

 

 

でもなんか、いまの世の中って、

安易なこと簡単なことに飛びつかないほうが正解、

ってこともなかなかに多いと思うのは私だけですかね?

 

もちろん直感で行くのが正解の場合もたくさんあるけども。

 

 

でも今朝の私はえらかったのですよ。

 

忙しい朝、

学童のお弁当も作る朝、

子供たちをとにかく朝ごはん食べさせて、

やっと自分も食卓に着いて食べ始めようと思ったら、

次男が盛大に牛乳をこぼして、

床もテーブルも椅子も、その辺に転がっていたリュックとかも牛乳まみれになって、

 

「あー・・・もう・・・」

 

とは言っちゃったけど、

なんとか小さな菩薩をひねり出し、

 

「牛乳ってこぼすと大変なんだよ。

一緒に拭こう。

どうしたらこぼれにくくなるか考えよう。

ここに置いてみる?」

 

と、今日の菩薩ライフが1減りました。

 

は~・・・

私史上いちばん我慢強い。

 

 

 

 

子どものいる暮らし。

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