おはようございます。みゆきです。
10歳と8歳の息子ふたりを育てています。
小学生、年ごとに始まる、新しい科目。
習字が始まるときには習字セットを購入し、
リコーダーが始まればリコーダー。
いろいろあります。
そして始まった、家庭科の授業。
エプロンに始まり、少し前に購入したお裁縫セット。
一生使い続ける人もいるであろう、
結構しっかりしたお裁縫セットです。
学校でまとめて購入するプリントをもらってきたので、
『どれにするの?』と聞いたところ、
長男が選んだのは、
明らかに『女の子用』として作られたであろう、
水色のもの。
リボン型の持ち手、
水色の本体部分にもうっすらと見えるラメ。
うん・・・
これがいいなら良いと思うし、
『男の子用』『女の子用』という、
作った大人の意思がいちばん邪魔だと思いながら、
本人の意思を確認しました。
これはおそらく『女の子用』として作られていること。
とはいえ、それは大人の意図であって、
好きなのを選べばいいということ。
最悪、買って嫌な思いをしたらリメイクすればいいと思うことなど、
夫とふたり、10歳児にたくさんの情報を与えたところ、
やっぱりこれにする。
この水色が好き。
そう思うなら良いと思うぞ。
ということで買ったお裁縫セット。
届いてみてもやっぱり女の子用ではあろうけど、
本人はそんなことはなにも気にしていないし、
学校で誰かに何かを言われた形跡もなく、
少し慌てたのは大人たちだけだった様子。
こういうの、時代だよね~、きっと。
作った人も私たちと同世代だろうけど、
使う子供たちはそういう基準で選んでないんだよね。
大人の心配をよそに
長男は普通に裁縫を習ってきて、
珍しく、
学校から帰って嬉々として見せてきました。
ティッシュケースのような形状の縫物をしたこと、
初めて付けたボタンが、ちゃんとボタンの目的を果たしていること、
感動した様子で珍しく
『見て見て』と。
いいね、できてるじゃん。
すごいね。
これでもう、自分でボタン付けられるね。
その日の夜は『お裁縫フィーバー』で、
何か布をよこせとせがまれ、
古いハンカチをあげると
自分のお裁縫セットのハサミで切って、
縫い始めました。
それを見た次男(8)
俺もやる!!!
マージーでー???
ちょーめんどーなんですけどー・・・
気持ちはわかるけどさー・・・
めんどうだなー・・・
とグズグズやっていたんですが、
どうしてもやると聞かない次男。
もう仕方ないなー・・・
裁縫なんてやったことない次男には、
私が隣について、声をかけながら、教えながら縫わせました。
下の子はほんと、
上の子がやること
なんでもかんでも真似したがるよね~・・・
長男がいつも新しいことを学んできて、
定期的にその新しい風が
我が家の中を吹き抜けていきます。
長男の新たな学びに、
次男が巻き込まれ、
結果的に私も巻き込まれ、
ひとしきり風が吹いて、
また新たな風が来ます。
淡い水色の
リボン型の持ち手のついたお裁縫セットを、
何の疑問も持たずに使う世代が来たのだなと、
時代の流れも感じる、
お裁縫セット。
私たちの時代、
中学校では男子は家庭科ではなく
技術という授業(木工とか)をやっていたのを覚えているんですが、
小学校ではどうでしたっけ?
ボタンすら自分でつけることができない夫の世代から、
遅いけど、
時代は動いているんですよね。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。