おはようございます。みゆきです。
8歳と6歳の息子ふたりを育てています。
子供ってホント、読み聞かせてもらうの好きですよね。
7歳ころからでしたっけ。
『むしろ自分で読むし』
となったのは。
ということで6歳次男はまだまだ「読め」とうるさいのです。
毎晩のように
読め・もう寝ろ・読め・歯を磨け・読め・もうこんな時間
とひと悶着。
私も読みたくないわけじゃないんですが、
読む前にやること済ませちゃいましょう、
と言っているのに、それはなぜかやりたくない次男ともめます。
とはいえなんだかんだ読んでいるんですが、
どこかでお下がりでもらったこの本、結構子供が好きでよく読んでいます。
多分もう、全部読み終わって2巡目3巡目くらい。
グリム童話やアンデルセン系のオーソドックスな古い物語が
すごく短くまとめられている本です。
寝る前に読むには、確かに1話の長さがちょうどいい。
いやでもね、既にタイトルからモヤる。
『母と子の』ね、ハイキタ。
父は?父はどこ?
読み聞かせは母?母なのか?
確かに夫は読み聞かせが嫌いだと言ってやろうとしないけど。
そして中身も、前々からずっと感じていたモヤモヤ。
昔話にありがちなんですがね、
やっぱりもうこの本も古いからやめようかな。
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王様は
そのいのししを退治したものは褒美として
姫と結婚させてやろうと言いました。
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竜神はその若者に
褒美として娘を嫁として連れて行けと言いました。
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こういうの、ばっっ・・・っっかり。
何かって言うと
王様や神様は姫や娘を
褒美としてとらせるんです。
大体『嫁として』なので、
家畜のように与えるわけではないけど、
そこに姫や娘の意思は当然なくて、
というかないものとされているというか。
話を展開させると、
物語と現実の区別はついていると言うなら、
なぜ社会で女性の意見を男性のそれと同じ重みで捉えていないのか。
ということで。
あんまりこの本、良くないかな~・・・
アメリカではすでに、
『白雪姫』は子供に読む物語としては排除されていると聞きました。
英語で白雪姫は『Snow White』
雪のように肌の白いお姫様の話は、
有色人種の人や子供たちにとって良い影響がないから。
それと同じで、
こういう姫や娘が褒美として与えられるお話も、
そろそろアウトじゃないのかな~・・・
って思いながらも、
なんとなくすでにそこにある本を『読んで』とせがまれると
読んでしまっていた私でした。
そして毎回、
『また来た、褒美としての姫・・・』
とモヤモヤしながら読んでいたんですが、
やっと息子たちに言いました。
「ママ、前から思ってたんだけど、
こういうお姫様がご褒美として与えられるお話、
やっぱりやだ。
だって、お姫様だって人間でしょ?
お姫様は結婚したくないかもしれないじゃん。
なのにお姫様の気持ちはどこにも書いてない。
おかしいじゃん。」
はっと気づく息子たち。
「そっか、そうだね。」
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姫は王子様と出会い、
お城で結婚し幸せに暮らしました。
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こういうお話も、既に時代にそぐわないから
いまは書かれないし読まれることもないですよね。
いつだったか夫が
「お!これがここにシンデレラフィット!」
と言って、
「シンデレラフィットてなに!?」
となり、
『そういえばシンデレラを読んでないのか』
と思ったんですよね。
ディズニーのお話がアップデートされているように、
絵本も入れ替えようかと思うのは、もう遅い気もするけど、
やっぱり時代に合ったお話で彼らの頭を埋めていきたいな。
ということで最近次男は『ねこざかな』ブーム。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。