適齢期の話~取り戻せない子供時代~

 

おはようございます。みゆきです。

10歳と8歳の息子ふたりを育てています。

 

やっと新学期が始まりました。

新学期というか、新年度か。

 

短いとはいえ春休みはやっぱりツライ。

毎日毎日3食、子供の分まで用意して一緒に食べるって、

シアワセ・・・というか、

ひとり時間無さ過ぎて辛い。

 

 

5年生と3年生に進級しました。

相変わらず我が家の子たちは、

毎日遊び歩いています。

公園やら児童館やら、

近所の縄張りで遊び、喧嘩して、買い食いして、

ガリガリ君の当たりに喜び、

変なゴミを拾ってきて、

ベタベタになって帰ってきます。

 

よき・よき

 

ふとね、【適齢期】について思い至ったのです。

 

小さな公園でのゴールもストーリーも生産性もない遊びも、

友達がいるだけで楽しい道も、

手加減と自分の力を試しながらのドッヂボールも、

 

10歳以前ならではの、

10歳以前じゃないと楽しめない体験です。

 

 

キャンプへ行った時も、

小川の水、石、木の棒やら土、虫、泥、魚。

そういうもので子供たちは

何時間も遊んでいました。

 

何年も連れて行っているとわかりますが、

 

水・石・木・土・泥

 

これだけで遊んでくれる年齢は、

その子によりますが、

6歳、7歳ころまででした。

 

7歳以降は、

虫・魚を捕まえたり、観察したりと、

少しのストーリー性やチャレンジ要素がないと

子供は夢中になりません。

 

10歳ころになると、

もうちょっと捻りが求められます。

 

でもね、例えばうちの長男は、

水・石・木・土・泥

で遊んだ6歳期があるんですね。

 

それはどういうことかというと、

10歳の彼の【世界】に

水・石・木・土・泥

これらが存在するということです。

 

そしてこの

水・石・木・土・泥

は、例えば6歳期を逃したら、

もうその人の【世界】に加えることはできないのだろうなと、

思ったんですね。

 

 

水・石・木・土・泥

これらが必須だというわけじゃないんです。

自分の【世界】にこれらがなくても、

別に問題ないと思います。

 

ただ、子供時代にしか加えられない要素が

あるのだろうなと思ったんですよ。

 

私の【世界】で言うと、

土・泥

はあるけど、

 

虫・魚・水・石

はないな~とか。

 

それは私が、適齢期に十分経験したもの、

していないものなのですよね。

 

大人になって虫や魚を獲って遊べと言われたって

遊べないよね。

というか、大人になると【遊ぶ】が難しいですよね。

 

 

どの要素がどう含まれていたところで、

優劣がつくわけではないと思うのですが、

どんな要素にも【適齢期】はあるよなと、

そう思ったんです。

 

仕事でもさ、

20代だから許される失敗と、

 

「30代でその失敗する~?」

 

っていうのと、あるじゃないですか。

 

 

あと例えば【海外経験】は、

私が思うに、

20歳前後が適齢期だと思うんです。

 

私も留学こそしたけれど、

もっとバックパッカー的旅行をすればよかったなと思います。

 

海外の1か所にとどまって暮らすことも

もちろん別の意味で有意義だったけど、

もっといろんな場所を見て回ればよかった。

当時の私、当時の目、当時の感覚でないと味わえない広い世界が

きっとあっただろうなと。

それは多分私は、逃したんだろうなと。

もったいなかったなと、思うのですよ。

 

一度だけ姉と、私の出張に合わせてカナダのトロントで落ち合い、

バックパッカー的な宿に泊まり、

姉の学生証で学生価格でミュージカルを見て、

ネオンの光るレストランでポテトフライを食べ、

臭い宿に帰って寝て、

スタバでコーヒーを買って、

スーパーでデカいパンを買ってふたりで分けて食べたあの旅。

 

ああいう旅を、もっといろいろやっておけばよかったなと。

 

 

あと例えば、この前京都に行って思いましたが、

日本人の京都旅行は多分、

50代、60代が適齢期じゃないかな、なんとなく。

 

【都会】を楽しむならやっぱり、

20代後半~30代ころ、

そんな気もします。

 

 

子供たちもどんどん大きくなるので、

適齢期を考えながら

いろんな経験をして欲しいなと、

そう思った次第です。

 

 

#バックパッカー

 

#適齢期

 

#子育て

 

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