『私』とは、名詞の仮面をつけた動詞である 私と夫と長男と次男と

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

今でも覚えています。

確か高校生の姉と中学生の私が、

同時期に試験で、一緒に机を並べて勉強していました。

 

姉「ていうかそもそもさぁ、『名詞』ってなに?

物の名前?」

 

私「単独で主語になれる言葉。

授業で言ってた。」

 

姉「すげー、みゆちゃん。確かに、それか!」

 

単独で主語になれる言葉=名詞

『私』は単独で主語になれるので名詞ですが、

知れば知るほど、考えれば考えるほど、

『私』って流動的だよなと。

 

これね、この写真見てください。

リビングの一角の、長男コーナーです。

最初このコーナー、漫画がグッチャグチャに重ねて置かれていて、

私は朝一でそれを目にして、

長男にこう言ったんです。

 

「入間くん(漫画の名前)グチャグチャじゃん。

ちゃんと並べて置きなよ。

大事にしてね。」

 

「は~い。」

と小さく長男は返事して、そのまま朝食の準備に取り掛かりました。

 

長男は学童へ行き、

ふと見ると、こうなっていました。

漫画は巻数順にピシッと並び、

ほかの本やオモチャもきれいに立てられ、ブックスタンドで支えられ、

お気に入りのイーブイのぬいぐるみも配置。

 

私「これ、パパやった?」

 

夫「え?オレ?なんもやってないよ?」

 

6歳児ってこんなにちゃんと片付けできたっけ???

しかも、具体的な指示は誰もしていない状態で。

 

長男クン、出木杉君?

 

夫「そうなんだよ、アイツすげーんだよ。

片付けなさい、って言ったら、

大人並みに片付けられるんだよ。」

 

半分はただの親バカですが、

確かに長男は、言われたことをすぐに実践できるタイプ。

大人の言うとおりにしたほうが得だとわかっているというところも

あるかもしれませんし、

ただただ素直なだけなのかもしれません。

 

そして一方の、次男。

早生まれで小さくて、

プクプクしているからか、

「かわいい!」と言われることが多く、

『かわいい路線』で行こうとしているのが伺えます。

 

語尾に「ニャー」とつけたりします。

 

それはまぁいいんですが、

とにかく言われた通りにしません。

 

でもそんな次男も、

長男がいないところだと素直で従順なところも見せるんです。

話せばちゃんとわかる子なんです。

 

『私』とは、名詞の仮面をつけた動詞である。

 

これ、「おお!」と思ってメモしたんですが、

どの本だったか忘れた~・・・

 

人間を、個体ではなく、行為と関係と役割の連続体だと考えましょう。

『社会を変えるには』小熊英二

 

これはちゃんと本のタイトルもメモしていました~

 

兄弟がいようがいまいが、

しょせん子供たちの中に混じっていく子供たちは、

その中でいかに秀でるかを考えるわけで、

うちの長男×次男

の場合、それぞれそういう方針を

無意識に選択しているんだろうと思います。

 

長男らしく、次男らしく、

と思うものの、

『らしい』ってなんだろうって、

『好き』すら、社会の中で相対的に決まっていくわけで、

『私』ってホント、動詞だな~と。

 

無いものや、社会的に受け入れられないものを『好き』とはなりにくいし、

絵が上手かった姉と一緒に育った私は、

自分は絵が下手なのだとずっと思ってきて、

美術からは距離をとるようになっていました。

 

私も夫と一緒にいることで日々変化し、

夫も同様にすごく変わりました。

 

ま、つまり、

 

『私はこれが苦手。』

『あの人はこれが好き。』

『私はこれじゃないと落ち着かない。』

『あの子はこういう子。』

 

どれもあやふやで、流動的なものだと、

気に留めておきたいなと、思っています。

 

しっかりしているように思える長男も、

天邪鬼に思える次男も、

できるだけニュートラルに(Neutral店主だけにwww)。

 

彼らが、思うように『私』を発揮して変化し続けるためには、

多分何より、『安心感』なんじゃないかなと。

そのために私は私の機嫌を取って、

できるだけご機嫌でいられるようにしたいなと、

思ったんですが、

 

なんせ暑くて・・・

 

 

 

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